【オリジナル投稿】
・2015-10-28 14:23:27
・テーマ:お気に入り表現集
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私の「超・お気に入り表現」の一つである「just in case」(注:「一応念のために言っておくけどさぁ」という意味)のご紹介です。
実は、ここ米国では日常的に結構な頻度で使われている表現なのですが、私自身は社費留学で「米国経営大学院(ビジネススクール)」に入学するまで、ただの一度も耳にしたことがありませんでした。
すでに20年近く前の出来事ですので詳しい状況までは覚えていませんが、大学院の講堂で「ロジスティクス」の講義を受けていたときの話です。
読者の皆さんの中には、世界的に有名な「トヨタ生産方式」の中核をなしている「カンバン方式」のことを聞かれたことがある方も多いと思います。その別名を「ジャストインタイム生産システム(Just In Time:JIT)」と言います。
その「JIT」のケーススタディの中で、「イレギュラーな対応」の話(それとも別事例だったか?)に移った際、教授が学生からの反応を待つように、ゆっくりと「Just...In...」と言い始めたのです。
「ん???」
私は、何を期待されているのかさっぱり分からないまま聞いていたのですが、周りの学生が一斉に(笑いながら)大声で「Case!」と叫んだのです。
実は、それを聞いてもなお何のことか分からず、後で自分で辞書を引いて改めてその意味するところを理解した次第です。
以来、冒頭で述べた通り、私の「超・お気に入り表現」として、一日に何回も口にしたり文面に残したりする始末で・・・(笑)。
でも、とても便利な表現で、大変重宝しております。