「言えそうで言えない英語」がたくさんある方へ! | ニッポンを元気にする英語!

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日系企業で計4回10年超の海外生活を経験(注:その後外資系企業を経て独立起業)する中で、世界における日本のプレゼンスが年々落ちてきていることに強い危機感を覚えています。英語学習に資する情報発信を通し、少しでも日本人の実用英語力の底上げに貢献できれば幸いです。

公式回答者のひとりとして、私自身もボランタリーベースで参画中の某Q&Aサイトに、ある質問(=日本文の英訳依頼)が投稿されていました。

 

要は、「言えそうで言えない英語」がたくさんある、というのです。

 

私は、この質問に対して回答(=いくつかの英訳例を提示)するとともに、質問とは無関係ながら、ついでに下記趣旨の助言もさせていただきました。

 

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このような「困った状況」の打破につながる「私なりの方法」をご紹介しましょう。

 

英訳が難しいと判断した時点で、「最初に思い付いた日本語表現」にこだわる気持ちをひとまず捨ててください。そして、改めて「真に言いたいことは何か?」と考えて、その「内容のイメージ」を頭に思い浮かべてください。次に、そのイメージを「子供でも分かるような簡単な日本語表現」に置き換えるのです。後は、その簡単な日本語表現をそのまま簡単な英語表現に英訳すれば良いのです。こうすることにより、「言えそうで言えない英語」との出会いもず~っと減ってくるはずです。

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同じような悩みをお持ちの方は、ぜひ一度お試し下さい!

 

【編集後記】

 

ある方から、「母国語の表現にこだわるのは日本人だけなのでしょうか?」という面白いご指摘をいただきました。言われてみると、確かに、英語でも日本語でもない「他の言語のネイティヴ」はどうしているのでしょうか?

 

ちなみに、「英語で考える」と言いますが、これは「最初から頭の中のイメージを英語で直接表現出来る状態」だと思います。かくいう私めも、「調子の良い時(だけ?)」はそれを自然にやっています(笑)。