※過去の「埋もれた?ブログ記事」からの再発掘&追記修正版です。
これは、「ある偉い方」が別の方(注:ともに日本人)に私を紹介した時に言われた言葉です。
「この人はTOEIC990点だから(=すごく英語が出来るんだよ)!」
ちなみに、私の「人となり」を表現するのに「英語しか取り柄がないと言うことかい!」と突っ込みを入れたくなる気持ちは、ここではひとまず置いておきましょう(笑)。
実は、私が保有している「5つの英語資格」のうち、いつも真っ先に取り上げられるのが、なぜかこの「TOEIC990点」なのです。
まあ、それだけTOEIC試験が(日本で)ポピュラーになっているという証拠なのでしょうが、問題はここからです。
「TOEIC990点」=「TOEIC満点」=「完璧な英語力」
と誤解されることがとても多いのです。
※ちなみに、「英語が出来る」=「プロ並みに(会議)通訳が出来る」という誤解もどうにかして欲しいですね。後者は、特別な「スキルセット」が必要で、私にはその訓練が不足していると自己認識しています。
さすがに、自分でも「TOEIC990点までの実力」はあると思っていますが、「それ以上の実力の有無」については、大変心もとない限りです。
所詮TOEICは「990点の実力までしか測れない試験」であり、いくらその試験で「満点」を取っても、「完璧な英語力からは程遠い(ことが多い)」と言わざるを得ません。
実際、「本来であれば2000点を取れるほどの超実力者」も、私のように「ギリギリ990点が取れる程度のエセ実力者」も、TOEIC試験のスコアだけを比べると「同じ上限(990点)止まり」となってしまうからです。
高学歴のネイティブ・エリートだけでなく、日本人の中にも、「この人の英語力には到底かなわない」と感じさせられる「達人」の方々は、私の身の回りにも結構いらっしゃいます。
「少しでも彼らの域に近づきたい!」
そんな想いで、日々英語学習に努めている次第(注:正確には努めようとしているだけかも・・・)です(笑)。