英語が「ゆっくり」聞こえる時(2) | ニッポンを元気にする英語!

ニッポンを元気にする英語!

日系企業で計4回10年超の海外生活を経験(注:その後外資系企業を経て独立起業)する中で、世界における日本のプレゼンスが年々落ちてきていることに強い危機感を覚えています。英語学習に資する情報発信を通し、少しでも日本人の実用英語力の底上げに貢献できれば幸いです。

実は、今から書くことが、今回の「投稿シリーズ」で「もっとも言いたかったこと」なのです。

ネイティブとの会議に出ていると、「好不調の波」や「相性の善し悪し」に出くわすことも多々あります。

「ありゃ~、困ったぞー。まったく聞こえないや」

そんなことも度々です。

そんな時、試してみるテクニックがいくつかあります。

(1)サイレント・シャドーイング
文字通り、頭の中で、相手の言っていることを「繰り返してみる」のです。そうすると、これまで「何とか理解しよう」と緊張して頑張っていた状態から、「聴き取ることに専念する」状態にスイッチが切り替わり、結果的に「より良く理解できる」ようになることが多いのです。

(2)相手のリズムに「tune in」
普段聞き慣れない英語の場合、それだけで聴き取り能力が落ちることがあります。例えば、米国南部訛り、インド英語、中国英語などが、その典型例です。そんな時は、思い切って、それぞれに「特有なリズム」をいったん「受け入れる」ようにして聞くのです。そうすると、不思議なことに、それまで速く聞こえていた相手の言葉が「ゆっくり」「はっきり」と耳に入ってくるようになります。「英語はリズム」を実感する瞬間でもあります。



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