「聞くも涙、語るも涙」のTOEIC初スコア・・・ | ニッポンを元気にする英語!

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日系企業で計4回10年超の海外生活を経験(注:その後外資系企業を経て独立起業)する中で、世界における日本のプレゼンスが年々落ちてきていることに強い危機感を覚えています。英語学習に資する情報発信を通し、少しでも日本人の実用英語力の底上げに貢献できれば幸いです。

※過去のFacebook投稿からの転載です。

さて、お待ちかね(?)の私の「TOEIC初スコア」をご披露しましょう。




実は、恥ずかしながらの「645点」です。

「え~っ、そんなに低かったの」と思う人もいれば、「やっぱりそのぐらいあったんじゃないか」と思う人もいることでしょう。

当時の私は、TOEICの名前を聞いたこともなく、それがどんな試験(例:パート構成、990点満点/採点の仕組み)で、どんな時間配分で解くべきかもまったく分かっていませんでした。もちろん、過去問など一度も解いたことがなく、正直見たことすらありませんでした。

「それでも」・・・です。

受験勉強を通してそれなりの自信を持っていた英語という科目の試験で「6割半しか取れなかった」(注:今ではそれが正答率でないことは理解していますが)ことは、自分にとって大きなショックでした。

いっしょに「実力測定試験」を受けた会社の「英会話上級コース」の同じクラスには20~30名程いたと思いますが、そのうち800点を超えたのは3人でした。当時の私は、「世の中にはそんなに英語が出来る人たちがいるんだ」と驚き、とても羨ましく思ったことをはっきりと覚えています。

645点の正確な内訳はもう覚えていませんが、多分リーディング・セクションの方がリスニング・セクションより50点くらい良かったはずですので、推して知るべしでしょうか。

何せ、リスニング・セクションでは、生の英語が聞き取れない。一度聞きそびれると、その影響が数問に及び立ち直れない。長文を聞いても、覚えていられない。そもそも何を言っているか理解できない。・・・と言った散々な状況でした。

一方、自信のあったはずのリーディング・セクションも、時間が全然足りず、350点ぐらいしか取れなかったのですから、もう完全に「自信喪失」状態でした。

ちなみに、この「リーディング優位」の状況は900点を超えるぐらいまで続きました。その後は、リスニング・セクションが先に確実に満点(495点)を取れるようになり、逆に、リーディング・セクションの方が伸び悩むという経験をしています。

さて、そうやって「失意のどん底」で始まった「英会話上級コース」ですが、受講中も、生の英語が聞き取れない辛さを実感する毎日で、いわば「針のムシロ」状態でした。今でも、その時に教材として使っていた米国ドラマ「Cheers」の音楽を聞くと特別な感情(悲しいような、切ないような・・・)が沸き起こるのもそのためなのです。

少々長くなってしまったようですね。

この続きはこのシリーズの次回といたしましょう。



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