こんにちは、英語求道士 です。
今日は、多くの方が感じる「TOEICの壁」を、できるだけ公平で偏らない視点からまとめてみました。
英語力アップには色々なアプローチがあります。
語彙、文法、発音、多読、多聴、シャドウイング……。
どれも間違いなく大切です。
そして実はこれらすべてが「英語力のどの層を支えるのか」が整理できると、
TOEICの600、700、800、900……といった“壁”も越えやすくなります。

■ 英語学習は「土台」「処理」「運用」の3層構造
公平に整理すると、英語力は大きく次の3つに分けられます。
①【土台】語彙・文法・発音・リスニング基礎
これは家で言えば“基礎工事”。
欠けると、上に乗る力が崩れやすくなります。
● 語彙力(特に中頻度語・抽象語)
● 基本文法(中学〜高校基礎の安定運用)
● 発音・音声変化(弱形・連結・同化)
● リスニングの基礎(音の聞き分け)
TOEIC400〜600の壁は、この層の強化でほぼ解決できます。
②【処理】英語をどの“順番”で理解するか
ここは人によって意外と盲点になります。
● 英語を語順で処理する
● 文の骨格(S/V/O/C)を瞬時に捉える
● 修飾語を後回しにする
● 推論などの情報処理の順番を整理する
この層が弱いと、
「読めばわかるのに時間が足りない」「複雑な文で止まる」という
TOEIC600〜800の壁にぶつかります。
これは私が提唱している 「英語脳メソッド」 が主に扱う部分です。
ただし一辺倒ではなく、英語全体の構造の中で“どこを支えているか”を明確にしたいと思います。
③【運用】多読・多聴・シャドウイング・アウトプット
ここは「量」と「慣れ」からくる運用力です。
● 多読(語彙の定着・読解スピード向上)
● 多聴(リスニング耐性の向上)
● シャドウイング(音声+構造処理の自動化)
● 英作文・スピーキング(言語化で理解が深まる)
TOEIC800〜950の壁は、この層の強化が大きく関わります。
■ TOEICの壁は、この3つの層が“どこで止まっているか”の問題
例えば:
● 600点…「土台」不足が中心
● 700点…「処理」=英語の捉え方に課題
● 800点…処理が精読寄りで時間が足りない
● 900点…「運用」=量的処理と論理理解の不足
● 950〜990点…すべての層が統合された自動化が必要
というふうに、壁には必ず原因があります。
■ もちろん「英語脳メソッド」は“処理層”の強化に最適
私自身、多読・多聴・語彙力強化・文法学習……
色々な学習法を試してきましたが、
最後にスコアを大きく動かしたのは “英語の捉え方” を変えたことでした。
それが、英語脳メソッドの核にある S/V/O/C/M の構造処理 です。
ただし、強調したいのはこの点です:
英語脳メソッドだけでTOEICが伸びるのではなく、
「語彙・文法(土台)」 × 「構造処理(英語脳)」 × 「多読/多聴(運用)」
この3つが揃うことで壁を突破しやすくなる。
この“総合力”の視点が、最も公平で、効果的な学習論だと考えています。
■ バランスよく学習すれば、壁は必ず越えられる
語彙と文法の再確認。
発音ルールの理解。
多読・多聴の量。
そして“英語の処理の順番”を整えること。
この4つが揃ったとき、
TOEICの壁は“積み上げによる自然な突破”が起きます。
特に、600→700→800→900→950→990 という
段階的な伸びは 処理方式の変化が起点 になることが多いです。
英語学習は「才能」ではなく「回路の積み上げ」。
正しく積み上げれば、誰でも必ず上がれます。
この記事が、スコアの停滞で悩む方の突破のヒントになれば幸いです。