ニッポンを元気にする英語!

ニッポンを元気にする英語!

日系企業で計4回10年超の海外生活を経験(注:その後外資系企業を経て独立起業)する中で、世界における日本のプレゼンスが年々落ちてきていることに強い危機感を覚えています。英語学習に資する情報発信を通し、少しでも日本人の実用英語力の底上げに貢献できれば幸いです。

"It's always darkest before the dawn."
「夜明け前は最も暗い(希望を持ち続けよ!)」


"As you start to walk out on the way, the way appears."「動けば、動く!」

TOEIC試験は、リスニング力や読解力だけで勝負が決まる試験だと思っていませんか?

 

実は、多くの受験者が見落としている「盲点」があります。

 

それが――

 

マークシート(マーキング)です。

 


■ TOEICの試験時間には「黒塗り時間」も含まれている

TOEICは、

  • Listening:約45分

  • Reading:75分

と明確に時間が設定されています。

 

しかしここで重要なのは、

 

👉 問題を解く時間だけが与えられているわけではない

 

という点です。

 

当然ながら、

  • 解答を判断する時間

  • マークシートを塗る時間

すべて込みで試験時間なのです。

 


■ 私自身が体験した「100%正解なのに時間切れ寸前」

以前、久しぶりに公式問題集を本番形式で解いたことがあります。

 

結果は――

 

✅ 正解率:100%

 

ところが。

 

Part 7の途中で時間切れになりかけました。

 

なぜか?

 

原因はシンプルでした。

マークが遅かった。

読めている。
理解できている。
正解も分かっている。

 

それでも間に合わない。

 

これは衝撃でした。

 


■ マーキング時間を“定量化”してみる

ここで冷静に計算してみましょう。

 

TOEICは 200問 あります。

 

仮に1問のマーキングにかかる時間を:

  • 丁寧に塗る人:2秒

  • 少し慎重な人:3秒

  • のんびり派:4秒

とします。

▼ 合計時間

1問のマーキング時間 合計
2秒 約6分40秒
3秒 約10分
4秒 約13分20秒

 

つまり――

 

最大で13分以上が「塗るだけ」で消える可能性がある。

 

これはもう無視できる時間ではありません。

 


■ 13分あれば何ができるか?

TOEIC Readingで考えてみましょう。

 

13分あれば:

  • 長文セット(Part7)を 2〜3セット 解ける

  • 設問先読みが可能になる

  • 見直し時間が生まれる

逆に言えば、

マーキングが遅いだけで
本来取れるスコアを失っている可能性がある。

これは「英語力」の問題ではありません。

 

試験技術の問題です。

 


■ なぜ日本人はマーキングが遅くなりやすいのか

多くの受験者は学校試験の感覚で、

  • 丁寧に

  • 完全に

  • 枠いっぱいに

塗ろうとします。

 

しかしTOEICでは重要なのは:

 

✅ 読み取れる濃さ
✅ 機械が認識できること

 

であって、

 

美しい黒塗りではありません。

 


■ 筆記具もスコアに影響する

ここで意外と大きいのが筆記具です。

 

一般的なHB芯の場合:

  • 摩擦が大きい

  • 塗りつぶしに時間がかかる

  • 手が疲れやすい

一方で、

✔ B〜2B程度の芯

は、

  • 少ない力で濃く塗れる

  • スピードが上がる

  • 手の疲労が減る

というメリットがあります。

 

特に最近はマークシート専用シャーペンもあり、

  • 芯径

  • 摩擦

  • 濃さ

が最適化されています。

 

 

これ、実は軽視できません。

 


■ TOEICは「時間配分ゲーム」でもある

TOEIC高得点者ほど共通しているのは、

英語を速く処理しているだけではない

という事実です。

 

彼らは:

  • マーキングを最小時間で済ませ

  • 視線移動を減らし

  • 次の情報処理へ即移行している

つまり、

 

脳のリソースを英語理解に集中させているのです。

 


■ 英語力 × 試験技術 = スコア

TOEICスコアは次の式で決まります。

スコア = 英語理解力 × 時間運用力

どれだけ英語ができても、

  • 塗るのが遅い

  • 解答転記で迷う

  • 手が疲れる

これだけでスコアは下がります。

 

逆に言えば、

 

英語力を上げずに点数を伸ばせる領域が存在する。

 

それがマーキングです。

 


■ 今日からできる改善ポイント

✔ ① マーキング速度を測る

公式問題集で「塗る時間」を計測する。

✔ ② 一問一塗りを習慣化

まとめ塗りはミスと時間ロスの原因。
(特にListening)

✔ ③ 筆記具を最適化

HB固定をやめて試す価値あり。

✔ ④ 「塗りは作業」と認識する

思考を止めないことが重要。

 


■ たかがマークシート、されどマークシート

TOEICは英語試験ですが、

 

同時に

 

高度に設計された時間管理テストでもあります。

 

読む速さ。
聞く速さ。
判断の速さ。

 

そして――

 

塗る速さ。

 

ここまで含めて、初めて本当の実力が発揮されます。

 

もしあなたが、

  • Part7がいつも時間不足になる

  • 実力より低いスコアだと感じる

  • 解けているのに間に合わない

そう感じているなら、一度だけ意識してみてください。

「マーキングに何分使っているか?」

スコア向上の鍵は、意外なほど手元にあります。

 

昨日辺りから、SNS上で、英検の要約問題(2級、準1級、1級)で「(英語力があるにも関わらず)要約問題で0点を取ってしまった」という報告が多数上がっています。

 

その全てを分析できている訳ではありませんが、現時点での私の「推察」は以下の通りです。

 

(1)採点(語数カウントを含め)にAIが本格的に導入された

   → これまでは、手間が掛かりすぎる(?)ため、

     きちんと語数評価されていなかった?

 

(2)今年度から要約問題の「指示(命令)」が変わっていたが

   初めて厳格に適用された

   ・2024年度まで:

    Suggested Length;90-110 words(推奨に過ぎず)

       ↓

   ・2025年度から:
    Summarize it between 90 and 110 words(命令文!)

    ※上記指示下では、語数違反(90語未満や100語超)の

     要約は「採点対象外」になっても文句は言えません

 

今年度の前2回までは厳格に適用されていなかったのでしょう。

 

でも、だからと言って、指示/命令に従わない解答がもれなく採点されると決め込むのは、重要試験の対策(心構え)としては少々危ういのではないか、と感じたのは私だけでしょうか?

 

皆さんはどう思われますか?

 
 

 

今年の大学入試英語について、こんな声をよく耳にします。

「英語が急に難しくなった」
「長すぎて時間が足りない」
「昔より明らかに解けない」

実際、多くの教育機関が「難化傾向」を報告しています。

 

では、本当に入試は難しくなったのでしょうか?

 

結論から言うと――

 

半分正解で、半分誤解です。

 

今日は、その理由を少し深いところから解説してみたいと思います。

 


■原因は「新しい学習指導要領」

現在の高校生は、これまでとは違う教育課程で英語を学んできました。

 

2022年から始まった新しい学習指導要領。

 

そして今年の大学入試は、
その新課程世代が初めて受験した入試です。

 

つまり、

学校教育が変わった → 入試も変わった

という、ごく自然な流れなのです。

 


■何が変わったのか?

一言で言うと、

「英語を知っている人」から

「英語を使える人」へ

評価基準が変わりました。

 


以前の英語教育

  • 文法を理解する

  • 正確に和訳する

  • 一文ずつ丁寧に読む

いわば「理解型英語」です。

 


新しい英語教育

  • 情報を英語で処理する

  • 内容を素早く把握する

  • 状況を理解して判断する

つまり「運用型英語」です。

 


■具体的に何が変わったのか(5つのポイント)

① 4技能を同時に見るようになった

読む・聞く・書く・考えるが分離されなくなりました。

 

長文問題も、実は「読解問題」ではなく
言語活動問題になっています。

 


② 語彙量が大幅に増えた

高校で扱う語彙は約1.5倍に。

 

「知らない単語が多い」と感じるのは当然です。

 


③ 文法問題がほぼ消えた

昔のように、

文法が分かれば点が取れる

という構造ではなくなりました。

 

すべてが「文脈理解」の中で問われます。

 


④ 情報処理問題が増えた

最近の入試には(TOEICと同様に):

  • メール

  • SNS投稿

  • 広告

  • 複数資料比較

が頻出します。

 

英語+情報整理力が必要になっています。

 


⑤ 「深い理解」が必要になった

単なる内容一致ではなく、

  • 筆者の意図

  • 論理展開

  • 要約力

が問われるようになりました。

 


■では、なぜ「難しく感じる」のか?

実はここが最も重要です。

 

入試が難しくなったというより、

これまで有利だった学び方が通用しにくくなった

のです。

 


従来強かった力

  • 和訳力

  • 文法知識

  • 精読

今必要な力

  • 前から理解する力

  • 情報処理速度

  • 全体把握

学習方法と評価方法のズレが、
「難化」という感覚を生んでいます。

 


■ここで重要な視点:「英語脳型学習者」が有利になる理由

今回の入試改革で、実はあるタイプの学習者が強くなりました。

 

それが――

英語を語順のまま理解する学習者です。

いわゆる「英語脳」に近い処理です。

 


なぜ有利なのか?

理由はシンプルです。

 

新しい入試は、

 

✔ 戻り読みを想定していない
✔ 全文和訳する時間がない
✔ 情報を流れで理解する設計

 

だからです。

 


英語脳型の処理では:

  • 前から意味が取れる

  • 再読が減る

  • 長文でも疲れない

  • リスニングと読解が連動する

結果として、

新課程入試の設計思想と完全に一致します。


■実は「難化」ではない

今回起きていることを一言で表すなら、

英文を読む試験

英語で情報を処理する試験

への進化です。

 


■これから英語学習で本当に必要なこと

これからは、

  • 日本語に直して理解する英語
    ではなく、

  • 英語のまま理解できる英語

が求められます。

 

そしてこれは、特別な才能ではありません。

 

読み方を変えることで身につく力です。

 


英語教育は、今まさに大きな転換点にいます。

 

もし「最近の英語が難しく感じる」としたら、
それは能力不足ではなく、

英語の時代が変わったサイン

なのかもしれません。

 

※私の数あるお気に入り投稿のうちの一つの「再リブログ」です。

 

今なら、"Yes, of course!"と胸を張って言えますが・・・😉

 

あなたは如何ですか?😊

 

 

英語学習者がつまずきやすい文法の代表格が「関係詞」です。

  • 関係代名詞

  • 関係副詞

  • which / who / that / where / when / why …

学校では細かい分類を先に覚えることが多いため、
「結局なにをしているのか分からない」
という状態になりがちです。

 

しかし実は、関係詞の本質はたった一つです。

 


■ 関係詞の正体:名詞を後ろから説明する仕組み

関係詞とは、

 

👉 名詞(=先行詞)を後ろから説明する節を導くもの

 

です。

 

英語は「説明を後ろに置く言語」です。

 

例:

I know the man who lives next door.

ここでは

  • the man(名詞)

  • who lives next door(説明)

という関係になっています。

 

つまり関係詞は、

「名詞 + 追加説明」

を作る装置にすぎません。

 

これを専門用語で 後置修飾 と呼びます。

 


■ 最重要ルール①

関係詞節は「完全な英文」になる

ここが最大のポイントです。

 

関係詞節は、

 

関係詞を含めて英文として過不足がない

 

必要があります。

 

英文は基本的に

  • 主語

  • 動詞

  • (必要なら)目的語・補語

がそろって初めて成立します。

 

例:

the book which I bought yesterday

関係詞節を見ると:

  • I(主語)

  • bought(動詞)

  • which(目的語)

となり、文として成立しています。

 

つまり関係詞は、

 

👉 不足している文要素を埋める役割
を持っています。

 


■ 関係代名詞=「名詞」である

「関係代名詞」という名前は非常に正確です。

 

なぜなら、

 

👉 関係代名詞は節の中で 名詞として働く からです。

 

つまり関係詞節の中で次の役割を担います。

① 主語になる

the person who works here

who = works の主語

 


② 目的語になる

the book which I read

which = read の目的語

 


③ 補語になる場合(やや上級)

the person who he became

who = became の補語

 


■ 目的語の関係代名詞は省略できる

英語の大きな特徴があります。

 

👉 目的語なら消えても意味が分かる

 

例:

✔ I like the movie (which) you recommended.

 

you recommended の目的語が省略されています。

 

なぜ可能か?

 

理由はシンプルです。

  • 主語は必須(消えると文が崩壊)

  • 目的語は文脈で復元できる

だからです。

 


■ 関係副詞とは何か?

ここで多くの学習者が混乱します。

 

しかし原理は同じです。

✔ 先行詞は必ず名詞

関係副詞でも先行詞は名詞です。

 

ただし、意味が限定されます。

  • 場所

  • 時間

  • 理由

  • 状況

などの「状況的な名詞」です。

 


代表例

関係副詞   先行詞の意味
 where              場所
 when               時間
 why                 理由
 
   

例:

the house where I grew up

先行詞は house(名詞)です。

 


■ 最重要ルール②

副詞は文の必須要素ではない

ここが関係代名詞との決定的な違いです。

 

副詞とは、

 

👉 文が成立するためには必須ではない要素

 

です。

 

例:

I grew up (there).

there を消しても文は成立します。

 

だから:

where I grew up

では、

  • I(主語)

  • grew up(動詞)

がすでに揃っている。

 

つまり関係副詞は、

 

✅ 文の欠けた要素を補っているわけではない
✅ 追加情報を与えているだけ

 

なのです。



■ 関係代名詞と関係副詞の本質的違い

ここまでを一行でまとめると:

関係代名詞

👉 節の中の「名詞の穴」を埋める

関係副詞

👉 節に「状況情報」を追加する

 


■ 実はシンプルな関係詞

関係詞が難しく感じるのは、

  • 用語を先に覚える

  • which / that の使い分けに集中する

からです。

 

しかし本質は非常に単純です。

 

1️⃣ 名詞を後ろから説明する
2️⃣ 節は文として成立する
3️⃣ 代名詞は文の要素になる
4️⃣ 副詞は文の必須要素ではない

 

これだけです。

 


■ 英文が読める人はここを見ている

英語が読める人は、関係詞を見ると瞬時にこう考えています。

「あ、ここから名詞説明ブロックだな」

つまり文法ではなく、構造のかたまりとして処理しています。

 

これが「英文を前から理解できる状態」です。

 


関係詞は暗記項目ではありません。
英文の構造そのものを理解するための入り口です。

 

もし「長文になると急に読めなくなる」と感じているなら、
原因の多くはこの 後置修飾ブロックの認識 にあります。

 


(次回予告)
👉 なぜ日本人は関係詞のたびに後ろへ戻ってしまうのか?

単語(意味、発音)は分かる。
文法も理解している。
スクリプトを見れば意味は取れる。

 

それなのに――

 

音声で聞く(リスニンング)になると、大きく崩れる。

 

途中で迷子になる。
内容が頭に残らない。
Part3やPart4で一気に失点する。

 

なぜでしょうか?

 


■ 聞こえないのは「耳」の問題ではない

多くの人はこう考えます。

 

・発音が弱いから
・音変化を知らないから
・シャドーイングが足りないから

 

しかし、実は本質はそこではありません。

 

リスニングが崩壊する最大の原因は、

 

ワーキングメモリの過負荷です。

 

私たちの脳が同時に保持できる情報は
およそ4±1チャンク。

 

ところが、多くの学習者は無意識のうちに

  • 主語を保持し

  • 修飾語を保持し

  • 文末を待ち

  • 日本語に変換し

  • 理解を確認しようとする

という処理を同時に行っています。

 

当然、容量は超えます。

これが「聞こえない」の正体です。

 


■ 英語は“動詞中心言語”である

英語は、動詞(V: Verb)がすべてを決めます。

 

文の方向性
意味の核
情報の流れ

 

これらはすべてVが支配しています。

 

にもかかわらず、
多くの人はVを分解して処理しています。

 

例えば、"I look forward to the opportunity."という英文の場合、下記のように分解して捉えがちです。

 

look
forward
to

 

というように。

 

この瞬間、脳内では無駄な保持が発生します。

 


■ リスニング力の爆上げは「V処理」から始まる

英語脳メソッドでは、
Vを“単語”としてではなく、

 

意味核の塊=Vブロック

 

として認識します。

 

ここには

 

・助動詞
・時制
・進行形
・完了形
・受動態

そして

・句動詞/熟語

 

すべてが含まれます。

 

Vブロックが確定するとどうなるか?

  • 文型が即時安定する

  • 次に来る構造が予測できる

  • 不要な保持が消える

つまり、

 

脳の負荷が一気に下がるのです。

 


■ 音声は戻れない

リーディングは戻れます。

 

しかし、リスニングは戻れません。

 

音声は前から流れ、消えていきます。

 

Vブロック確定が遅れれば、

  • 主節が固定できない

  • 情報が宙に浮く

  • 容量が溢れる

  • 理解が崩壊する

逆に、Vが瞬時に確定すれば、

  • 主節が固定され

  • 後続情報を予測でき

  • 従属節を“塊”で保持できる

だからこそ、

 

この理論はリスニングにこそ効くのです。

 


■ これはテクニックではない

シャドーイングの回数でもない。
ディクテーションの量でもない。
音変化暗記の問題でもない。

 

これは、

 

処理構造の再設計です。

 

英語脳メソッドのVブロック理論は、

  • 文法理論

  • 処理理論

  • 認知負荷理論

を統合した枠組みです。

 

だから、

 

TOEICでも
英検でも
日常会話でも

 

一貫して効果を発揮します。

 


■ リスニング力を本気で爆上げしたいなら

もしあなたが

 

・Part3で会話が追えない
・Part4で途中から意味が飛ぶ
・単語は分かるのに理解が続かない

 

のであれば、

 

耳を鍛える前に、
脳の処理構造を見直すべきです。

 


■ 英語脳メソッド(オンラインサロン)

現在、オンラインサロンでは

  • Vブロック瞬間認識訓練

  • 前から意味直線処理

  • 主節優先固定法

  • 認知負荷最適化トレーニング

を体系的に実践しています。

 

目指しているのは、

 

「聞こえるようになる」ことではありません。

 

英語を英語のまま処理できる脳を作ること。

 

リスニング力の爆上げは、
そこから始まります。

 


聞こえないのは、能力不足ではありません。

 

構造が違うだけです。

 

本気で変えたい方は、
一度、処理構造から見直してみてください。

 

英語脳メソッドは、
そのための場所です。

こんにちは、英語求道士®️(加賀美 晃)です。

 

今日は、久しぶりに初歩的(?)な話題として、多くの日本人英語学習者が長年信じてきた「未来表現」について、学習者にとって本当に大切な本質をお伝えします。

 


✔️ ① “will” と “be going to” が同じ意味ではない?

日本の学校英語では、

未来のことを表す → will / be going to

という教え方が一般的です。

 

それを受けて、多くの学習者が

will と be going to は未来を表す同じ意味/ニュアンスの言葉

だと思っています。

 

しかし、これは 本質的には誤解です。

 


✔️ ② “will” は未来形の助動詞ではない

英語学習の世界では、

will = 未来を表す助動詞

という説明が定着しています。

 

でも実は…

👉 will は「未来形の助動詞」ではありません。

 

では何なのか?

 


✔️ ③ “will” を正しく理解するポイント

“will” は「未来そのものを表す文法形式」ではなく、
話し手の気持ちや意図、態度を表現する言葉です。

 

たとえば:

  • I will help you.
    → 「助けたい」という意思や気持ち

  • That will be expensive.
    → 話し手の予測・判断

このように、“will” は
話し手の主観を伴う表現なのです。

 

これは “can” / “must” / “may” などのいわゆる法助動詞が持つ性質と同じです。

 

つまり 本質は「未来形」ではなく「話し手の気分」

 

👉 未来のことを話すときに使えるけれど、
未来を表すためだけのものではないのです。

 

詳細はこちらのリンク記事でも触れています👇

 

 


✔️ ④ “be going to” は「未来の意思」じゃない?

学校英語ではよく

be going to = 〜するつもり(未来の意思)

と教えられますよね。


でも…

 

👉 be going to は未来の意思ではなく、
 「現在進行している動き」そのものを表す客観表現。

 

英語の構造を素直に見れば…

  • be going to + 動詞
    → to 以下の着地点を目指して
    今まさに進行している状態

という意味になります。

 

だから、
「彼は今そうしようとしている」 → 客観的な事実

であり、

 

「彼はそうするつもりだ」 → 心の意思

とは 本来は異なるもの です。

 


✔️ ⑤ 学校英語 vs 本来の意味

日本の英語教育では、

  • will = 未来

  • be going to = 未来・つもり

と習います。

 

でも実際の英語は…

  • will = 話し手の気分・意思・判断

  • be going to = 今そうなる流れ・動き

という 意味の違いがあります。

 

すなわち、共に未来を表す表現として使われますが、本来は「似て非なるもの」なのです。

正しく使い分けましょう!

 

 


 

長年 “未来形” と教えられてきた考え方も、
英語の本質を理解すると見えてくるものがあります。

 

未来表現は単語だけではなく、意味の成り立ちを理解することが大切です。

 

今後も英語のしくみを根本から解きほぐす情報を発信していきますので、
ぜひフォローして学びを深めてください!

私は、その英語学習歴の中で、何度か自分の英語力の壁をブレークスルーする方法論/出来事に出会っています。

 

その中でも、最初の大きなものが、30年以上前のこちら(↓)の出会いでした。

 

これこそが、私が受講生の皆さんから「英語力の伸び悩みのご相談」を受けた時にまず「スラッシュリーディング」を推薦する最大の理由(背景)なのです。

 

今では、「スラッシュリーディング」という呼称もその具体的な方法論も、英語教育界の市民権を得た感がありますが、30年以上前はほとんど知られていませんでした。

 

私が知ったのは本当に偶然の産物だったということです。

 

皆さんのお役に立てれば幸いです!

──実は◯◯が決定的に足りていません

 

「英語は一応勉強してきたはずなのに、
いざ長文を読むと遅い…
ネイティブの英語は速すぎて聞き取れない…」

 

こんな悩み、ありませんか?

 

実はこれ、才能やセンスの問題ではありません。


多くの日本人英語学習者が気づかない、「ある“数値の差”」が原因です。

 


ネイティブと日本人の「英語処理スピード」の差

英語には WPM(Words Per Minute) という指標があります。
「1分間に何語を処理できるか」という、非常にシンプルな数字です。

 

このWPMを、
読む・聞く・話す・書く
という英語4技能で比較すると、驚くほどの差が見えてきます。

 

結論から言うと、

  • リーディング
     ネイティブ:200〜300+WPM
     日本人平均:80〜150WPM

  • リスニング
     ネイティブ:150〜250WPM
     日本人平均:100〜150WPM

  • スピーキング
     ネイティブ:150〜180WPM
     日本人平均:80〜120WPM

という具合に、
日本人はそもそも「処理スピード」が足りていないのです

 


なぜ日本人は英語が遅くなるのか?

理由はシンプルです。

多くの日本人は、

  • 単語を1語ずつ追う

  • 頭の中で日本語に訳す

  • 文を後ろから戻って読み直す

という読み方・聞き方を無意識にしています。

 

これでは、
どんなに語彙や文法を知っていても、WPMは上がりません。

 

結果として、

  • 長文が時間内に終わらない

  • TOEICで最後まで解けない

  • 英語を聞いても「速すぎる」と感じる

という状態に陥ります。

 


実はTOEICも「WPM」がすべて

たとえばTOEIC。
時間内に全問解き終えるには、最低でも150WPM前後が必要だと言われています。

 

逆に言えば、

英語力が足りないのではなく、
英語を処理する“回路”ができていないだけ

というケースが非常に多いのです。

 


解決のカギは「英語を英語のまま処理する力」

ここで重要になるのが、

  • 英文を語順のまま理解する

  • 単語を「意味のかたまり(チャンク)」で捉える

  • 日本語を介さずに理解する

というアプローチです。

 

私はこれを 「英語脳」 と呼んでいます。

 

英語脳が育つと、

  • リーディングが一気に速くなる

  • リスニングで「追いつける感覚」が出てくる

  • 英語に対するストレスが激減する

という変化が起こります。

 


英語脳は、正しい方法で誰でも育てられる

英語脳は才能ではありません。


構造を理解し、処理の仕方を変えるだけです。

 

実際、

  • ずっと100WPM以下だった方が

  • 意識を変えただけで150WPMを超え

  • 「英語が楽になった」と感じ始める

というケースを、これまで何度も見てきました。

 


もし今、英語が苦しいなら

「単語も文法もやってきたのに伸びない」
「英語がいつまでも“作業”に感じる」

 

もしそう感じているなら、
それは努力不足ではありません。

 

英語の処理回路を、日本語仕様のまま使い続けているだけです。

 

このブログでは、
そうした方のために
英語脳の考え方・育て方を、少しずつお伝えしていきます。

 

次の記事では、
「なぜ日本人は英文を後ろから読んでしまうのか?」
という点を、もう少し具体的に解説します。

 

気になる方は、ぜひ続けて読んでみてください!

本ブログの長年の読者の方であれば、その投稿記事のスコープの広さ(テーマ数:50以上)と件数の多さ(記事数:2,000数百件)をよくご存知と思います。

 

そもそも、このブログは、3年3ヶ月に及ぶニューヨーク駐在期間中(2013年4月〜2016年6月)に発信を開始したのが始まりです。

 

当時は、別のタイトル(「英語求道士の『ニューヨーク駐在』奮闘記」)でしたが、ニューヨーク駐在(=本人最後の米国駐在;4度目)から帰任したのを機に、タイトルを今のもの(「ニッポンを元気にする英語!」)に改題し、現在に至っています。

 

++++++++++

 

「記事一覧」をご覧いただければすぐにお分かりいただける通り、英語教育/学習に関する有用情報や私自身の想いを込めた意見発信は元より、海外生活やビジネスを通じて出会うおもしろ情報やウンチク、果ては海外グルメレポートなども、多数アップしておりますので、老若男女を問わず、どなたでもお楽しみいただけるものと確信しております。

 

今後は、そのような投稿記事の「バックナンバー」にも、折に触れて、再びスポットライトを当てて行きたい(=リブログして行きたい)と思っております。

 

どうぞ、お楽しみに!😊

 

++++++++++

 

その記念すべき第一弾がこちらの記事です。

最初の米国赴任地が東海岸のボストンであったこともあり、ロブスターは私の大好物の一つです。

 

日本でも、1982年の「レッドロブスター」進出により、まあまあ馴染みのある食材と見なされているロブスターですが、その通常サイズの10倍以上の巨大さに圧倒された時のレポート(初投稿は2016年)です。

 

Enjoy!