一日目の共通テスト模試を終えた息子が帰宅したのは、21時過ぎ。
手ごたえはそこそこあったようで、遅めの晩ご飯を食べ終えて、LINEで友人達と一緒に答え合わせをしていました。
一日目は文系科目だったのですが、英語のリスニングが高得点で、リーディングもまずまずだったとのこと。ホッとした表情の息子が、「もう少しリーディングも点取れてたらよかったなあ。」と、ちょっと惜しそうな声で呟きました。
私はとっさに、「いやいや、充分だよ。本番は来年なんだから、伸び率あった方が楽しいよ。」と答えました。
つい最近YouTubeで聞いた、神人さんとお母さんとの対話の中で、「まだまだ頑張りたい。」と言う神人さんに、「あまり頑張りすぎないように。」と言うお母さんの言葉がありました。それは、「頑張れば頑張るほど、苦しくなるし、思うように行かなかった時、次に進む前進力がそれだけ削がれるから。」とのこと。
この発想、今までなかったなあ〜と心底納得しました。
私も「まだまだ足りない。」とついつい頑張ってしまう方ですが、根を詰めて頑張った分だけそれなりの成果が得られたかと言えば、必ずしもそうではなかったように思えるし、多少余裕を持っているくらいの方が、案外思いがけない結果を結んでいたような気がします。
そんなわけで、「1年後にどこまで伸びるか、自分の伸びを楽しみに勉強したらいいよ。」と息子に話した夜でした。
まったりな午後のひととき