【前篇】より続く。
振り返って見る廃水路橋。
前回載せたどれよりも、わかりやすい写真ですな。
さて、向き直って、
これですよ!謎の隧道!(もっと引けばよかった)
小屋?が洞内にブッ込まれているとか、
なにこれ?
扁額はなし。
その他文字情報も皆無。
まったく偶然に見つけた未知の物件ではあった…が、とはいえわたくし、その出自は見当がついた。
この断面…馬蹄形断面。
これはほぼ間違いなく、鉄道用の隧道。
そしてここ双六という場所を考えればほぼ間違いなく、双六・金木戸森林鉄道(1963/昭和38年に廃止)の隧道に違いない。ここまでは現地で考えついた。帰ってから調べてみたらそのとおり。ここは起点であった浅井田貯木場からほど近い場所で、「1号隧道」とされているものの金木戸方坑口だった。
見るからに閉塞しており、浅井田側坑口は現存しないようだ。
足元は悪いが、
まあ全然許容範囲。
よくわからんものがいろいろ捨てられているが、
家庭ゴミなのこれ?
…とか、のんびりしたトーンで書いてるが、
天井部には縦に走るクラック。相当ヤバい状態だ。絶対入らない方がいい。
振り返っての、鉄板の構図。
当然、水路橋も見えてる。
脱出して、改めて引きで観察。
これも帰って調べてわかったことだが、【前篇】で水路橋が道路よりも古いと書いたが実際は併存していたようだ。もっともっと貧弱で怖い道だったらしい。そして林鉄(隧道)は、道路の下を抜けて双六川に面した断崖の上に抜けていたよう。
水路橋、現在の感じで見ると確実にかなり邪魔な高さで道路交通に干渉しそうだが、路盤がもうちょい引きかったのか、あるいは道路上は水路橋勾配が緩和されて高さが確保されていたものか。
そうとは知らずに、
隧道反対側を探してウロウロ。
あれは国道の新旧駒止橋。
林鉄の現役時代には、旧橋のみが架かっていた(昭和28年6月竣功)。
まあこれらは全然見当違いを撮ってたわけですな(じゃあ載せるなよ)。
戻って、今度は路盤跡からの引きで。
向こうから走ってきたら、水路橋を見つけて違和感を覚えない限り、気づかないだろう。
隧道方向を見ながら、路盤跡をさらに進んでみた。
鉄道らしいやさしいカーブがいい。
この場所で向き直り。
金木戸方面へ続く路盤。
いや、たまたま見つけたが大変楽しめた。この林鉄、この先膨大な隧道群が控えているんだが、未攻略。果たして行ける日は来るのか?
以上。
















