香川ネタは、この物件から参りましょ~。
2026年5月22日、初の香川!とちょこっと愛媛徘徊の2日目、11時すぎ。この日のメインターゲット(のひとつ)のアプローチに到着した。
ちょっと徒歩偵察したものの、車での進入は断念。
転回して広いところに停めさせていただき、身支度を整えて進軍開始。
すぐに現れるのが、
車を諦めた理由である獣害除けのフェンス。これを越えて進む。
結果的に、これさえなければ車で現場まで乗り付けることが可能な路面状況だった。
溜め池を回り込むように高度を上げてゆく。
ここなんて幅員も広い…おっと?
発見した路面のペイントは、
通学路(スクールゾーン)マーク。けっこう、ビックリするような場所にもあるよね~。
改めて調べてみたら、アプローチ近くの県道沿いにある「東かがわ市五名活性化センター」やカフェのある一画が、白鳥町立五名小学校・中学校の跡地であるようだ。
徐々に鬱蒼とした感じになり、
ほどなく、ひとつめのカーブミラー…のなれの果てがお出迎え。
続いて、ふたつめ登場。
こっちはちゃんと生きてる。しかし、この感じってもしかして…?
あららら!
え、マジで?もう着いたの!?現在地こちら。
いや実際のところ、ここは絶対に見ておきたかったし、迷うような道でもなさそうだったしで、歩けない距離じゃないねってくらいで、あんま気にしてなかったのよね~。まさか10分弱で着くとは拍子抜け。
いやまあ、「思ってたより遠かった」パターンよりはありがたい。
てなわけで、正対。
おおう、重厚!カッコよし!観察しながら接近していこう。
向かって左側の土留め擁壁の上に
排水溝が切られているのを発見。見にくいな。
反対側の擁壁。
めちゃくちゃ古いわけでもなさそうだけど、いい感じの苔生し具合で。
左側擁壁とポータルの対比。いいですな~。
こうして見ると擁壁、造りが違うな。ポータルきわきわの部分がオリジナルだろうか。
ようやくの扁額。
右書きで「口船隧道」。「船」は実際には「舩」と刻まれているよう。隧道名以外の情報はないようだ。
改めて鑑賞。
総石造のポータルで、扁額の上下に帯石、笠石。アーチ環の一部には楯状迫石が使用されている。
隧道の数がさほど多くない香川県において、全国的にも珍しい現役の(だと思ってるんだけど、違うの?)石造隧道に逢えるなんて素晴らしい。
この隧道、Q地図様によれば1927(昭和2)年完成となっているのだが、地元である五名地区の「五名活性化評議会」公式HPには「大正5年ごろに完工したとされる」とある。
一般的に考えて、昭和に入って石造隧道が造られることはちょっと考えづらいように思うので、大正5年ごろ説のほうがしっくり来るのは確かだ。真相はいかに。
まあなんであれ、本隧道は土木学会選近代土木遺産のCランクに選定されている。
さて、せっかくの石造隧道、坑口から少しはライナープレート巻きとなっている。
では、内部にお邪魔いたします。
【後篇】に続く。













