大人になってからはもちろんお年玉をもらうことなんて久しくなかったわけだが、2026年は嬉しいお年玉をもらった気分でスタート。なぜなら、元旦早々にBAND-MAIDの新しいMVが公開されたから!…なーんて書き出してしまったので、さすがに1月中に上げときたかった。
2021年の名作「UNSEEN WORLD」のラストに収録されていた傑作インストゥルメンタル"without holding back"、昨年のツアーファイナルである12月の東京ガーデンシアター公演からのもの。
「進化型BAND-MAID」、つまりヴォーカリストのSAIKIがインスト楽曲においてはキーボーディストとして演奏に加わるという、その姿を収めた初めての公式MVである。
マジでそろそろ、真剣に聴いてみませんかこのバンド。
【画像は公式HPよりお借りしました】
左から、MISA(B)、AKANE(Ds)、小鳩ミク(G/Vo)、SAIKI(Vo/Key)、KANAMI(G)。2013年の結成後ほどなくにSAIKIが加入して以降、不動のメンバーで現在に至る。
バンド名にある「MAID」とは、メイドさんのメイド。バンド創設者かつリズムギタリスト兼ヴォーカリスト兼作詞家でもある小鳩ミクは、かつて実際に秋葉原のメイドカフェに在籍しており、メイドのイメージとカッコいいロックを掛け合わせたら、ちょっとイイんじゃない?と彼女が着想したところからすべてが始まっている。
だから、以来13年で衣装は変遷してきているものの、彼女だけは一貫してメイドモチーフのステージ衣装を着続けている。
このアイコニックな小鳩ミクのビジュアルイメージが、良くも悪くもこのバンドへの印象を決定づけているのかなと。そう、このメイドさんイメージで大いに誤解を生んでいると思われる。アイドルくずれのお遊戯みたいな…つまりイロモノとか思われている…のかも。その誤解は非常に不幸なこと。
小鳩ミクは、かつてこのバンドの魅力を、たった一言で表現していた。曰く、「ギャップ萌え」と。間違いない。
ただ、ギャップ萌えを標榜するためには、そのギャップを乗り越えて聴いてみる、という行為がなければ何も起こらない。そこがネックなのよね~。なんでもそう、どんなアーティストでもそうだけど、このバンドは特に。
彼女たちはメタルでもJ-POPでもなく「BAND-MAID」というジャンル、と言われるほどに、非常に真っ当な、そして多彩な「ロック」を演っている。そして、メンバー全員が強い個性と卓越したミュージシャンシップ、類まれなる献身性をもって常にバンドを前進・進化させている、稀有な存在なのである。聴く耳を持ったリスナーには刺さると思うんだけどなあ…。
かつてBABYMETALでやったように、いつか真面目にこのバンドのことを書きまくってみたい。今回はまあまあ書いたけど。ええ、需要は皆無でしょうけどね~。
…とここで終わる形で予約投稿してたんだけど、1月30日、公式サイトにてふたつの重大発表があった。
まずは2026年のワールドツアー第一弾詳報で、ツアーファイナルが12月に日本武道館2days!2021年にいったん決定していたもののコロナ禍で流れてしまった幻の武道館に、ついにメイドたちが立つ…しかも2days!感無量!
そしてもうひとつが、そのツアーファイナルをもって、いったんバンドは小休止に入る、というニュース。2027年度中までライヴは行わず、「メンバーそれぞれがインプットを重ねながら、制作活動は継続」していくのだという。
もちろん寂しいけど、いいと思う、小休止。このブレイクを経て、心身ともフル充電して戻ってきてくれることは間違いないと思うから。余計なことだけど、もしかしたら…メンバーの誰か結婚・出産とかあり得るのかもしれないな。それならそれで、なおさらいいと思う!
そんな、重大発表と同日という心憎いタイミングでリリースされたのは、“Present Perfect”のライヴMV。先の“without holding back”と同じく、昨年のツアーファイナルである12月の東京ガーデンシアター公演からの映像だ。
活動休止を知ってから見たもんだから、最後のSAIKIのセリフが刺さった。ついていきますともさーー!
