【1】より続く。
入洞したが、洞内の様子はいったんすっ飛ばす。まあ再訪記事ですから。
抜ける手前で、これに引っかかった。
このコンクリ壁。
写真を見返してみたら前回訪問時にもあった(当たり前か)が、全く気にもしなかったのは、きっと何の異状もなかったからだろう。で、今回はあったんだな、「異状」が。
こんな開口部があったら気になりそうなもんだが、
当時は観察眼も一層お粗末だったってことか。
で「異状」というのは、大きな水音がしてたんだな、この穴の奥から。
さっそくのぞいて…いや、カメラを突っ込んで撮ってみたら、
地中の滝みたいになってますやん!
こんな水音が発生してたら、前回も絶対気になったはず。どうなってたんだろう当時。そしてこの水はどこへ消えてる?二枚上の写真を見ると側溝がありそうだが。
さて、こっからはコメント最小限でお送りする。結論的には熊野市側と違ってこちら尾鷲市側は前回から大きな変化はなかったのでね。ええ、再訪記事ですから(笑)。
尾鷲市側、鉄板の構図。
こちらは熊野市側と違って、コンクリの荒れも一切なく、保守されていないにしては恐ろしく健全。この違いはなんだ?
前回もやはりこちら側には氷柱は発生していなかった。日照の関係なんだろうか。やはり氷柱の発生とコンクリの劣化具合には相関がありそうな。
隧道の先も、
相変わらず程よい荒れ具合。
こちらが前回の様子。
ひとつだけ目立つ変化?があるな。わかりますかね?これは後ほど。
尾鷲市側坑口正対。
こちら前回の様子。
向かって左側の木の成長がよくわかる(笑)。
で、廃道上の前回からの変化がこれ。
このま~るい石。たぶん転がってきた落石だと思うが、どうやってこの丸みになったんだろうか。妙に気になった。
変わらぬ、素晴らしい廃の景。
こちら側は「絶妙な廃具合」状態を保っているようで安堵。見にきてよかった。
では戻ろう。
なにげにこの隧道、
この尾鷲市側から覗きこんだ景が最高かもしれない。
【3】に続く。