矢筈橋(廃)【3】(長野県木曽郡南木曽町田立~岐阜県中津川市山口) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【2】より続く。

 

 

 

さっきはなかなかこういうアングルで撮れるポジションがなかったので、

ありがたやありがたや。

 

 

 

 

 

地味~に県境を越えて岐阜県中津川市に上陸しての、この景。

お気づきだろうか、ガードレールの存在に。

 

あそこが路盤のはずだが、どういうことだこの状態は?この土砂の量…もしかして運び込まれたものか?いわゆる人工廃道化的な?

 

 

 

 

 

普通に路盤に立ったつもりが、

こんな高低差。尋常ではない。

 

 

 

 

 

ここへきて初めて、お名前情報。

「やはずはし」。

 

左側の親柱の銘板は失われていた。また最初の右岸側は物理的に確認不可だった…ような気がする。

 

 

 

 

 

それにしてもまるで、

最初から道などなかったかのような。

 

 

 

 

 

この、今や存在さえ疑われるレベルな道は、実は国道19号の旧々道にあたる道。地理院地図を貼っておく。

山口ダムの下流側(左側)にいかにも普通に健在っぽく書かれているのが矢筈橋。

 

現国道は右岸側を通っている。対して、左岸側に書かれているのが旧国道。そして、山口ダムの建設に伴い1955(昭和30)年6月に付け替えられる前の旧々道が、今いるこの道なのである。矢筈橋は、旧および旧々国道と対岸の田立地区を結ぶ命綱となる、重要な橋だったはず。

 

しかし、ここで疑問が。矢筈橋の銘板には、1956年6月と記されていた。それまで田立地区の命綱たるこの橋は存在しなかったのだろうか?いや~そんなことはないはずだ。実は、先代橋のものかもしれない遺構をこの後見つけたのだが、それはまた後ほど。

 

 

 

 

 

まあこの橋自体も、この角度から見ると、なんか…

幽霊のような仄かさ。これは史上初、橋の心霊写真か?(笑)

 

 

 

 

 

旧々道を山口ダム方向に少し辿ってみた。

すぐに引き返したんだが、これ…お気づきだろうか?

 

 

 

 

 

振り返ってのアングルの方がわかりやすい。

この大きなコンクリート塊。これ、吊り橋のアンカーレージじゃないだろうか?

 

思えばもっとよく観察すればよかったとも思うが、擁壁にしては不自然だし、この推測はほぼ正解じゃないかと思っている。

 

 

 

 

 

なんといっても、

この橋に旧橋または先代橋が存在しなければおかしいので。

 

わたくし、この後で大きなミスを犯した。橋から逆方向へ辿れば国道旧道へと至り、そのほど近く…というか実際はここ矢筈橋の直上くらいに、廃隧道となった賤母隧道が眠っているのだが、それらをチェックに行くのをスコーンと忘れてたのだ。アホやなコイツ…。

 

 

まあ仕方ない。またの機会があれば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最新鋭軍事用ドローン、現世に戻るの巻。

いや~ドローンがあってよかった(棒

 

 

 

 

以上。