【前篇】より続く。
旧隧道前から現道に戻ってきた。
ちなみにこの道路は、大分県道52号別府庄内線。
そしてトンネルのお名前は、
畑田トンネル。2005年10月とある。
探索当日は、当然ながら先ほどのは「旧・畑田隧道」だと思っていたのだが、後日の調べで複数の先人が「猪野隧道」とされているので、記事タイトルはそれに倣った。
延長193m、また束の間の涼しさを感じてありがたかったが、なぜか風の抜け具合が先ほどの猪野隧道ほどではなく、あそこまでの極楽感はなかったと記憶している。隧道径の問題なんだろうか?
で、こちらは抜けてちょっと進んだところからの振り返り。
この写真だけ見れば、絶対右に進みたくなるが、
実際は、
この地味~な直角分岐。これまた旧道オーラがない。
まともな道に見えたが、
すぐにアヤシイ雰囲気に。
事前の地図読みでも印象的だった、
この直角ターンで山へと向けば…
おおお、雰囲気あるねぇ!
ここでもう肉眼では見えていた。
これが猪野隧道、別府側(北側)坑口。
こちらも庄内側(南側)と同じく簡易封鎖、そしてポータルがなくて扁額・銘板の類がないのも同様。
またも涼みながら、いろいろ撮りまくったのだが、前回と似たような写真ばかりなのでほぼ全カット(笑)。
一点、向こうにはなかったものが気になったのは、これ。
これは…大型車の荷室がガリっといった?
いや、角を擦りそうなところだけじゃなくほぼ天井部全面に痕があるから、そうじゃないか。地層のラインの脆いところから風化して行ってる、その痕跡とかか?
なんでしょうね?
あとこちら側の照明には、
アミアミの保護カバーが付いてるな。間違い探しか(笑)。
いや、なかなか。
ステキな隧道でありました。
最後に一点。
こちら側の旧道は、こういう感じになっている。これまた現道のおかげで雰囲気なくなってるけど。
この後、次なるターゲットに向けて進軍したが、これがまたしんどかった。まあそれはまたいつかの記事にて。
以上。