【4】より続く。
冒頭で残念なお知らせを先にお伝えしておくが、
今回紹介するこれらの遺構について、その正体は全く判明していない。
が、次回(最終回)にそれにつながるかもしれない情報をお伝えするので、ご勘弁を…。とはいえ、それも他力なんだけども。
まずはこれ、
先ほど見つけたばかりの、右岸側のコンクリ構造物、正対にて。
高さは2.5mほど、基壇部を含めれば3mは下らないだろう。
下流側からだと、こんな感じ。
その表面にはいかなる文字情報も見られない。何の用途の何という構造物なのか、サッパリだ。
よく見れば、
屋根?的なものが被せられている。内部は空洞なのだろうか?おそらくは。だからと言って、何かわかるわけではない(笑)。
謎遺構前から望む、下流側。
思わず忘れそうになるが、ここは住宅街至近の崖下。そうとは思えないほど、秘境感がある。
そして、川の曲がりっぱなに何か…掲示が。
ズームして見ると…
立入禁止!砂防施設 危険
このなかにはいってはならない!
即 刻 通 報 す る
東京都西多摩建設事務所
えらく物々しい内容で驚いた。「このなか」ってどこなんだ。曲がった先に砂防施設があるのかもしれないが、地理院地図では構造物は描かれていない。
まあなにしろ、あのあたりに近づかなければいいんだろう(行けてしまいそうだが)。
なんせここは、
「遊歩道」が通る谷底なんだから。
上の写真では右側(左岸)側にある、最初に上から見つけたコンクリ構造物、なぜか写真を撮り忘れていて、冒頭の写真とこの写真だけだ。まあどうしたって正体はわからないんだから、同じことよ(開き直り)。
とりあえずは、満足した。
電車の時間も近いことだし、撤収。
そう、この秘境感も堪能しながら、実は駅近っていうね。
最後に…
トマソン化した、このコンクリ階段を。
ちゃーんと、登ってあげた。
心の中で、エア渡橋(笑)。
…を済ませたあと、ふたたび慎重に渡渉して、帰途に…。
次回最終回【6】、この上に何があったのか、のお話。