わたくしもつい最近Kさんに教えていただいて知ったのだが、我がホーム・滋賀県の誇る土木遺産Bランク物件である高島市の百瀬川隧道(大正14年建造)が、いよいよ近々に解体撤去されるとのこと。
写真でも伝わると思うが、
明らかに県道のボトルネックとなっていた。(これは2012年4月5日撮影)
百瀬川の下を抜ける天井川隧道であったが、百瀬川はすでに流路変更されて久しく、正直なところこうなることは時間の問題ではあった…というか、よくこの令和4年まで生き延びてくれたな、というのが率直な感想である。さすがに、満100歳は迎えられなかったか…。
9月上旬時点で百瀬川の堤も切り崩されて隧道だけがぽつんと残っている状態のようで、9月6日を最後に通行はできなくなっているよう。で、本日現地を訪問されたKさんより先ほど画像をいただいたが、「風前の灯火」という言葉を体現したような、壮絶な状態である。
解体作業の開始は、10月17日からとのこと(地元民と思われる方のフェイスブックからの情報・真偽未確認)。わたくしもここは過去何度も訪れている(記事にこそしてないが)けれど、今月中には最後のお別れをしに行くつもり。後日、追悼記事としてまとめようかと思っている。
とりあえず興味のある方、お別れをしたい同好の士は急がれたし!ちなみに場所はここ。
Kさん、情報と画像、ありがとうございました!