タイトル通りの気持ちなんだが、毎日毎日報道で見るものでねぇ…。キエフといえば…と思い出してここんとこしばしば脳内リフレインしてるので、もう記事にしちまおうと。
つうわけで、アメリカはテキサス州出身のバンド、WATCHTOWERのこの曲、
“Mayday in Kiev”。
脳内リフレインするような曲じゃないんだけれども(笑)。
チェルノブイリ原発事故を題材とした楽曲ながら、歌詞の内容的にまんま現在の緊迫した状況にも置き換えられそうな。実際ロシア軍がチェルノブイリを制圧してるとの報道があったからなあ…。
よって、“Mayday”は5月のメーデーではなく、無線用語で緊急事態を意味するほうのやつ。
反社顔負けなやり口で、世界中から止められても突っ走る男。これがまかり通ってしまったらこれからどうなるのかと思うと怖すぎる。西側諸国が介入できない以上は、なんとかロシア国内での自浄作用が働くことを願う。ロシア軍とロシア国民に望みを…。
さて、気を通り直して。
この曲は、3rdアルバム「CONTROL AND RESISTENCE」(1989年)に収録。
さて、WATCHTOWERといえば、プログレッシヴ・メタルのオリジネーターのひとつ。ロン・ジャーゾンベク(G)、ダグ・カイザー(B)、リック・コラルカ(Ds)という手練れの楽器隊によって紡がれる複雑怪奇でありつつもフックのある楽曲たちは圧巻、今回紹介した“Mayday in Kiev”も、イントロの明朗なベースラインが非常に印象に残る。3分15秒からの展開は鳥肌モン。
いや、ホントに。時事ネタじゃなくて音楽ネタでありたいのよ。…と書いてる今は2月28日の夜。記事がアップされる頃には、果たして?