雨晴隧道 (富山県高岡市伏木国分) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2015年12月23日、高岡出張の際に早起きして訪ねた物件をご紹介。鉄道利用で訪ねられそうな手頃物件があったので、これ幸いと。

 

 

 

つうわけで、JR氷見線にてひっさびさのキハ40を堪能し、

越中国分駅で下車。

 

 

 

 

 

 

しばらく歩くと…

おお、見えてきた。

 

 

 

 

 

 

昭和中期っぽい、

コンクリートトンネル。現在地コチラ

 

 

 

 

 

 

 

お名前は、

雨晴(あまはらし)隧道。

 

「昭和参拾壹年参月竣功」という古めかしい表記が素敵だ。個人的印象だが、こういう表記って、戦前ものよりもむしろ昭和三十年代のものに多い気がする。これは橋においても同様で、戦後しばらくして、古めかしい表記への揺り戻しがあった時期なのかも、などと愚考。

 

まあ、単なる気のせいかも(笑)。

 

 

 

 

 

 

洞内。

特筆すべきことなし(笑)。

 

 

 

 

 

 

振り返っての、

鉄板の構図と、

 

 

 

 

 

 

抜ける先の

鉄板の構図。海の見え方がイイ感じ~。

 

 

 

 

 

 

扁額の内容はさっきと同じ。

(失礼かもだが)この書道の上手い小学生的な筆致、なんか好きだな~。誰の揮毫だろう。

 

 

 

 

 

 

さて…この隧道の氷見側、なかなかの見ものだった。

こういう感じ、他で見たことあったかなあ…(笑)。

 

この「展望喫茶ヤスモト」というお店、お値段は少々張るようだが、確かに相当の絶景だろうな~。富山湾越しの立山連峰とか、能登半島の山並みとか。この時はまだ時間が早すぎで営業前だったけど。

 

 

 

 

 

 

で、上の写真でも左端にチラ見えしてるのだが、

この海側には先ほど乗ってきた氷見線が通っている。

 

 

 

 

 

 

ここはかつての乗り鉄時代にも乗っている線区だが、ここの景色の良さは記憶に残っていた。

あれから数十年後、今度は歩いてここを訪れるなんて、とちょっと感慨深かった。

 

 

 

 

 

 

旧道が現道に合流したところからズームで。

ギリで隧道は見えないが、イイ感じの写真が撮れた。

 

 

 

 

 

 

ここで切り上げてもいいんだが、せっかくなので、

現道のトンネルも紹介しておこうかな。

 

 

 

 

 

 

お名前はもちろん、

雨晴トンネル。これは氷見側。

 

 

 

 

 

 

概ね直線だが、

伏木側で軽く曲がって抜けている。

 

 

 

 

 

 

上を走る旧々道(たぶん)との比高との絡みのためか、

こちらはボックスカルバートによるポータルとなっていた。

 

ちなみのさっきの「展望喫茶ヤスモト」には、この旧々道でも行ける。…って誰にアピールしてんだか(笑)。

 

 

 

以上。