今宵ご紹介する物件は、いくつかの個人的な理由で思い出深い。
わたくしが宮城県で一番最初に訪ねた物件であること。都合四回にわたる宮城県探索のうち、(結果的に、ではあるが)実に三回も立ち寄った物件であること。そして、今のところ宮城県で最後に訪れた物件でもあること。つまり、最初と最後がここなんだな。
…まあ三回も来てるわりに、そう面白いもんでもないんだけども(笑)。
最初に訪ねたのは、冒頭に書いたように2010年8月8日、第一次探索の一発目。
県別マップルで見て、単に石巻方面で一番最初にあったのがこのトンネルだったから、ってだけだが、
木がワッサ~!と覆いかぶさってる以外は、さほど面白くないトンネルだった(笑)。現在地コチラ。
抜けて東側より振り返り。
朝なので、西側は暗くて東側は明るい、と。
お名前は、
飛ヶ崎トンネル。
銘板によると、
1985年2月の竣工。銘板で、施工会社でなく町長さんの名前が入ってるのは初めて見たかも?
地図でわかるとおり、
このトンネルは海のすぐそば。目の前には松ヶ浜漁港という小さな漁港があった。
この日に撮った写真はこれが全てだったが…これまた地図を見ればわかるとおり、すぐそばにあるもうひとつのブツを知らずに完全スルーしてしまった。帰ってからそれに気づいた時の悔しさときたら…。この時点ではこれが最初で最後の宮城県探索だと思ってたからなおさらだった。
…とか言いながら、その後実現した第二次探索ではやっぱ前回とは違う方向に行ってみたくてここには寄らず。
そんなわけで、2011年1月30日、第三次探索。
リベンジを果たすべくやってきた。
そんなわけで、この日は別物件(これはついでに明日やる予定)が目的だったため、
飛ヶ崎トンネルについては、ズームでのこの一枚のみ。やっぱ8月とは全然感じが違うなあ。
別物件付近から見た、この日の太平洋。
いかにも、穏やかだった。
まさかこのわずか40日後にあんなことが起こるとは…。
そして2年の時が流れ、2013年3月8日の第四次探索。この日は朝から仙台市青葉区~太白区を経て若林区、そして名取市方面を訪ねた。午後に塩竈市で一件仕事をこなし、その後七ヶ浜の海沿いを回って、
最後にやってきた…いや、通りすがったのが
三度目の飛ヶ崎トンネル。
時刻は17時45分と日没間近で、写真もブレブレ。片側車線にAバリが置かれてるが、普通に通行していい状態…だったと思う。
この日には、あちこちで激甚な震災の爪痕を目にしてきたし、ここ七ヶ浜町でもここに来るまでにそのような光景を見せつけられてきた。が、このトンネル自体には、特に変わった様子はなかった。
のだが…おや?
あれは?
一回目は植生で気づかず、視界がクリアだった二回目は遠望のみで近づかなかったので気づきようがなかったが…へんな穴、開いとる!?
おいおい…
これまさか!?
もしかして旧隧道が埋められてる!?
…なんて思ったはずだが…なぜかこれ以上の写真を撮ってない。まあ照明を持ち合わせてなかったけど、おそらくは中を覗いてみたらすこぶるツマラン結末だったんだろう。
記憶がキレイさっぱりなくなってるけど、写真がこれっきりってことは、まあそういうことかと。期待させてすんません(笑)。
この後、仙台駅へレンタカーを返しに戻った。よって、最初に書いたようにこのトンネル、奇しくも我が宮城県探索の最初と最後を飾ってるんですな。なんとも言えない巡り合わせで…。
そんな因縁浅からぬ(?)トンネルについては以上だが、もののついでに第三次探索で訪ねた直近の「もうひとつのブツ」を、次回ご紹介しておこう。
あ、小ネタなのでご安心を(笑)。











