【2】より続く。
残るは最後の一橋のみ。
グリーン・ヘル上等である。この程度で撤退などあり得ないのだ!フンガー!!
藪漕ぎの写真を見て喜ぶような方は少ないと思うのでそこは端折って(笑)、
ガサガサ登ると…
待たせたね~(笑)。
多少めんどくさかったが、ようやく捉えた
最後のターゲット橋。
手前半分を呑みこんだグリーン・ヘルがエグい。ここまでの二橋に比べ、圧倒的に廃オーラが濃厚だ。
正対しての一枚だが、
馬鹿言ってんじゃないよ!って感じね(笑)。
幸い、手前だけを突破すると
足元だけは開けてくれた。
橋上から望む、上流側。
前回の橋…は管橋に隠れて見えない。上空を跨ぐ県道の橋ははっきりわかる。
下流側。
【1】でこの橋を遠望した写真の、まさに逆アングルとなる。
それにしても、前回航空写真で検証したとおり、名神開通前にはこの川がここになかったってのは驚いた。流路の調整レベルでなく、まったく影も形もなかったとか。
改めて、何のために加領川を名神に添わせる形に付け替えたのか、ソレよりナニよりこれらの橋は何のために架けられたのか。気になりすぎる。
だってもう、この橋ともなると、
ひときわ近いぞ、高速路肩に(汗)。
なんの用途があるっつうんだ、こんな状態の橋に?そうか、これぞガチなトマソン橋と呼ぶべき物件群なのかもな…。
またまた、
攻めたし!かなり攻めたし!
これ以上下がろうもんなら、通報される~。
いやいや、大変楽しめた。
こういう廃橋って時々見るけど、このロケーションはズルイわ。
このありさまを見るにつけ、
三橋のなかでもこの橋だけは一切使われていないのが明白だ。
一応、藪を引っぺがして親柱を確認してみたが、
情報はなにもなかった。まあ期待もしてなかったけどな。
またガサガサとグリーン・ヘルを掻き分けて
道路に復帰。降りてきた時の「掻き分け跡」がわかるだろうか(笑)。
こんな高低差、どうなってたんだろう、とか思ってたのだが、
よく見ると、こういう感じの斜路でエントリーする線形だったような気がする。
…知らんけど。
最後に、もう一度全体の俯瞰を。
あえて書き込みはしないが、全三回の記事で採りあげたそれぞれの橋が見て取れる。
マイルドな【1】、トリッキーな【2】、ガチ廃オーラの【3】と、似ていながらも個性を感じさせた三橋、ロケーション込みで大変楽しめた。改めて情報提供いただいたちとさん、ありがとうございました!
ちなみにこれらの橋、ストビューで名神高速からの見え方も確認することができる。興味のある方はどうぞ~。
以上、完結。