追憶の荒砥駅・転車台と給水塔 | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 

先日chinuさんがアップされた、美作河井駅に現存している転車台についての浪漫あふれる記事。


 

これを読んで思い出したのが、乗り鉄時代に訪れた国鉄長井線(山形県)の終端駅・荒砥駅にあった転車台。正確に言えば現物は一切覚えてないんですが、撮った写真が残ってて、それがまた印象的で。

 

 

 

で、写真の山から探しまくって発見したその写真がこれ。

どうでしょうか、ちょっと離れてズームしてるので正確なサイズ感がよくわかりませんが、かなり立派な転車台。美作河井駅のと同じ40ftオーバーくらいありそうに見えません?

 

さらに言えば、めっちゃ立派な石積みの給水塔もあるとか、いま改めて見ると凄いっすな。まさに失われた鉄道風景そのもので。いや~このコンボは反則だ。


ちなみにわが記録によれば、ここを訪ねたのは1986(昭和61)年3月30日のこと。34年前の記録ですな・・・。


 

 

 

国鉄長井線は 奥羽本線の赤湯駅からこの荒砥駅までを結んでいた路線で、ウィキ先生によれば荒砥駅の開業は1923(大正12)年4月22日だそう。現在も山形鉄道フラワー長井線として、元気に存続しているのですが…

 

 

 

気になりません?現在の荒砥駅の様子。

 

 

 

 

なので、航空写真で見てみたらですね…

うーん。残念ながらどちらも撤去されてしまっているようですね~。

 

 

 

かつて蒸気機関車が入線していた路線では、終端駅を中心に全国あちこちに存在したはずの転車台。ここのように、ほとんどが撤去されてしまったのか…。いま全国的にはどのくらい現存してるんでしょうね。