【旧、旧々廃道1】より続く。
一谷坂の切通しを境に、
旧道はいきなり荒れ始めた。
なんでこう状況が変わるのかよくわからんが、
伐採した木が落ちてきた?ような状況?
その先とか、
なんじゃこりゃ(笑)。
伐採した木が、旧道を跨ぐように置かれて?倒されて?いた。中腰にならなくても下を通り抜けられるくらいの高さ。こんなん見たことあったかなあ…たぶんないな。
現在地このあたり。
そこを過ぎると、
再び平穏を取り戻す旧道。しかし切通しまでと比べて、「廃」度は格段にアップ。それは、東側からは車は入ってこれない状態になっているからだ。
ここで振り返りの景を。
歩きやすいけど、さりとて間違いなく廃道だ。少なくとも車道としては。
さて、旧道もとっくに半分以上進んでいる。
あとは一直線に下っていくだけ…でもないんだな。
ちょっとしたストレートのその先には、
唐突感のあるガードレールで遮られて左へ。
実は8年前の初訪問時、東側からこのあたりまではやって来ていた。なので、ここからは既知の道となる。
で、このガードレールの向こうは、
現道トンネル手前の掘割により、旧道は削られて消滅。代わりの道が、ポータル上を横断する形で付けられている。唐突な左ターンはそのせいだ。
ポータル裏を抜けると、
初回に紹介(シャレではない・笑)した景が見えてきた。
初回では軽くスルーしたのでちゃんと紹介しておくと、
二体のお地蔵さま。
そして、
「救世観音大菩薩」碑。
これらの謂れは不明であり、また掘り下げることもないが、旧道沿いのどこかにあったのをこの場所に移設したように見える。普通に考えれば、現道工事に干渉する場所にあったのだろうと推察されるが、果たして?
これらの前から、
旧道最終パートを見た景。
右端のポータル裏から出てきた旧道は、右直角ターンして現道へと下っていく。
この背後にはもちろん、
旧隧道東側ポータルが、変わらぬお姿で。
よかった、こっちは健在だった。
【次回】、なんかおかしいぞ?の巻(笑)