岐阜県道317号剣大間見白鳥線・一谷坂トンネル旧、旧々廃道【2】(岐阜県郡上市大和町大間見) | 穴と橋とあれやらこれやら

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 

【旧、旧々廃道1】より続く。

 

 

 

 

一谷坂の切通しを境に、

旧道はいきなり荒れ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでこう状況が変わるのかよくわからんが、

伐採した木が落ちてきた?ような状況?

 

 

 

 

 

 

その先とか、

なんじゃこりゃ(笑)。

 

伐採した木が、旧道を跨ぐように置かれて?倒されて?いた。中腰にならなくても下を通り抜けられるくらいの高さ。こんなん見たことあったかなあ…たぶんないな。

現在地このあたり

 

 

 

 

そこを過ぎると、

再び平穏を取り戻す旧道。しかし切通しまでと比べて、「廃」度は格段にアップ。それは、東側からは車は入ってこれない状態になっているからだ。

 

 

 

 

 

 

ここで振り返りの景を。

歩きやすいけど、さりとて間違いなく廃道だ。少なくとも車道としては。

 

 

 

 

 

さて、旧道もとっくに半分以上進んでいる。

あとは一直線に下っていくだけ…でもないんだな。

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとしたストレートのその先には、

唐突感のあるガードレールで遮られて左へ。

 

実は8年前の初訪問時、東側からこのあたりまではやって来ていた。なので、ここからは既知の道となる。

 

 

 

 

で、このガードレールの向こうは、

現道トンネル手前の掘割により、旧道は削られて消滅。代わりの道が、ポータル上を横断する形で付けられている。唐突な左ターンはそのせいだ。

 

 

 

 

 

ポータル裏を抜けると、

初回に紹介(シャレではない・笑)した景が見えてきた。

 

 

 

 

 

 

初回では軽くスルーしたのでちゃんと紹介しておくと、

二体のお地蔵さま。

 

 

 

 

 

 

そして、

「救世観音大菩薩」碑。

 

これらの謂れは不明であり、また掘り下げることもないが、旧道沿いのどこかにあったのをこの場所に移設したように見える。普通に考えれば、現道工事に干渉する場所にあったのだろうと推察されるが、果たして?

 

 

 

 

これらの前から、

旧道最終パートを見た景。

 

右端のポータル裏から出てきた旧道は、右直角ターンして現道へと下っていく。

 

 

 

 

 

 

 

この背後にはもちろん、

旧隧道東側ポータルが、変わらぬお姿で。

 

よかった、こっちは健在だった。

 

 

 

 

 

【次回】、なんかおかしいぞ?の巻(笑)