滋賀の仁丹看板【4】~お地蔵様に呼ばれました! | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

ここ最近たて続いておりますこのシリーズですが、構わず先日の探索結果をご報告します…いや、させてください、是が非でも(笑)。

くて大変でしたが…(笑)。

 

 

 

 

まず、前回までの成果を再確認しておきませう。その後、本篇スタートいたします~。

 

1、膳所網町 現地確認済み

2、新栄町 現地確認済み

3、上馬場町 (現地確認済み、記事未)

4、元会所町 現地確認済み

5、上京町 (現地確認済み、記事未

6、山中町(A) (現地確認済み、記事未

7、雄琴千野町 (現地確認済み、記事未

8、東浦垣内町 (現地確認済み、記事未

9、神出小関町 (現地確認済み、記事未

10、船頭町 (現地確認済み、記事未

11、柳町 (現地確認済み、記事未

12、膳所大津町 (場所特定済み、未訪問)

13、田上石居町 (場所特定済み、未訪問)

14、田上稲津町 (場所特定済み、未訪問)

15、大石曽束町 (場所特定済み、未訪問)

16、山中町(B) (探索するも不明)

17、東上栄町 (探索するも不明)

18、南滋賀町 (不明)

19、膳所●町 (不明)

20、田上森町 (不明)

※現地確認済み分は、確認した順

 

 

 

 

 

2019年9月3日、仕事を半休して降り立ったのは、JR東海道本線膳所駅。ちなみにこれで「ぜぜ」と読むんですが、関西ではまあまあ知られた難読地名かな。

 

 

この日のターゲットは、まずは上のリスト12番、既に場所を特定している「膳所大津町」の現場確認。

そしてもう一つは・・・あわよくば19番の「膳所●町」を探し出すことでありました。

 

 

 

 

そう、これは正直、見つからないだろうと思ってました、少なくともたった一回の探索では。

 

 

 

 

 

 

というのもですな、これに関しては見え方が実に難易度高くて。

ちょっと先人の写真をお借りしますと、この感じ。

 

先人こと「悠久の思い出」様より無断拝借しました。尊敬と感謝。

 

このように、最初の「膳」の字が辛うじて見えているだけという状態。なので、便宜上「膳所●町」と書いてきましたが、実際は何文字なのかも不明なんですな。高いところにあるのか一階部分にあるのかも、どうも判然としませんよね~。

 

要するに、この状態でわかるのは、「おそらくは膳所のどこか」ということだけ。しかもこの見え方。角度によっては見えなかったりすることも十分に考えられます。これはきつい。過酷なミッションでございます。

 

 

そこでわたくしがなけなしの目印として着目したのは、手前に写りこんでいる看板?(の一部)と、仁丹看板の周りの化粧板?スレート板?的なもの。これらを頭に入れて、探索に臨んだのですが…。

 

 

 

 

 

 

実際に探索を始めて判明したのは、

例の看板は子供の通行の注意喚起のものでした。

 

この写真は、探索開始後1時間20分ほど経過した時(この間に、「膳所大津町」はすでに確認完了していました)に、初めてこの看板を目にした時のもので、すわ、ココか!?なんとなく似てないか?と色めきたったんですが…よく見たらやっぱ先人の写真とはちょっと違うし。

 

 

つまりこの手の看板だけに、設置されてるのは一か所だけじゃない、という、有難いのかそうじゃないのかわからん事実が判明したわけですな(笑)。しかも注意喚起系の看板とかってちょこちょこ位置の変更とかもありそうやし、これだけを目印に探しても、果たしてそれが良策なのかどうか?

 

 

危惧していたのは、見つけられないかも、ということと同時に、すでに撤去されるか何かで失われているかも、ということ。何しろ先人が確認されたのは2007年7月と、もう12年も前のことなので、心許ないな、と。

 

 

要は、どこにあるのか、どのようにあるのか、そもそもあるのかないのか、それさえもハッキリしないという状況。ある意味、探索者冥利に尽きるとも申しますが(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

実際、その後にも例の注意喚起看板は何度か見かけましたが、どれも先人の写真とは似ても似つかないところばかり。

 

 

 

そんな状況で、炎天下の中、歩き回ること約2時間。さすがに、心身ともにかなりヘバってきました。これはもう、ダメかもわからんね…。とりあえず今日は。

 

 

 

 

 

 

そんな気持ちになってきたところで辿りついたのは、

こちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

別に目指してきたわけじゃなく、たまたまここに出ただけなんですが、

実はここ、以前に訪問して、記事にしてるとこなんですよ、リンクはあえて張らないけど(笑)。そこにあるのは、六体地蔵様のお堂。まあ、大津市のネタで探してもらえば、わかるかと…。

 

 

 

 

今日はもうあきらめて、お地蔵様にご挨拶だけして帰ろう…そうマジで思ってたんです。そしたら…あれ?

 

 

 

 

よう見たら、地蔵堂にも例の看板が貼ってあるね?

 

 

 

 

 

 

正直、コトここに至っても、何かが起こるとは思ってなくって。

で、実際に見ても、危うく見落としそうになったんですが

…あ!

 

 

 

ああーーー!

あったぁああ!!

 

 

これにはマジで感動しました。感動のあまり、この場で即時インスタに上げたくらいに(笑)。探し求めた幻の仁丹看板が、なんとかつてすでに訪ねていた地蔵堂にあったとは!

 

しかもこれ、ひどくないですか?先人が撮影されたときよりも注意喚起看板の位置がせり上がってて。危惧していたような「角度によっては」どころか、全方位からまったく見えてませんやん!

 

 

わたくしがここを訪れていたのは、2014年12月27日。まだ当時は仁丹看板ハントには手をつけてなかった頃やしな~。写真を見返してみると、すでに注意喚起看板は現在の位置にありました。つまり、先人が撮影された2007年以降に付け直されたってことですな。

 

いや~、これは我ながらよう見つけたと思うけど、考えてみればこれも先人の写真があったからこそ、手掛かりをもって探索できたおかげ。

そしてわたくし的には、これはもう六体地蔵様が呼んでくださったな、と。ありがたや~。

 

 

 

 

 

 

しかし、ひと息ついてちょっと冷静になってみると・・・

 

 

 

 

なんとも悔しいぞ、ひと文字たりとも拝めないこのせつなさ(爆)。

 

 

 

 

 

 

なので、無駄なあがきと知りつつも…

ギリでお顔だけ全部見えたくらい・・・。

 

 

 

 

 

 

 

横からも肉迫してみましたが…

うむっ、意味ナシ!(爆)

 

こんなん、完全に不審者の所業(笑)。人目をはばかってこそこそやりましたが、結果はご覧のとおり。残念。なんて書かれているのか気になってしゃーないですが、まあ仕方ない。

 

 

 

 

 

 

かくして、幻の仁丹看板、しかと確認成りました~。

改めて、先人とお地蔵様に感謝でございます。

 

 

 

 

 

というわけで、この結果を受けての進捗は、こうなりました。

 

1、膳所網町 現地確認済み

2、新栄町 現地確認済み

3、上馬場町 (現地確認済み、記事未)

4、元会所町 現地確認済み

5、上京町 (現地確認済み、記事未

6、山中町(A) (現地確認済み、記事未

7、雄琴千野町 (現地確認済み、記事未

8、東浦垣内町 (現地確認済み、記事未

9、神出小関町 (現地確認済み、記事未

10、船頭町 (現地確認済み、記事未

11、柳町 (現地確認済み、記事未

12、膳所大津町 (現地確認済み、記事未)

13、膳●●● (現地確認済み、本記事)

14、田上石居町 (場所特定済み、未訪問)

15、田上稲津町 (場所特定済み、未訪問)

16、大石曽束町 (場所特定済み、未訪問)

17、山中町(B) (探索するも不明)

18、東上栄町 (探索するも不明)

19、南滋賀町 (不明)

20、田上森町 (不明)

※現地確認済み分は、確認した順

 

 

 

田上、大石方面は一日で全部狩れると思うので、やはり問題は「南滋賀」やな~。これは手ごわそう…。

 

 

とりあえず、以上進捗報告(備忘録)でした。