某発電所の関連遺構群 【10】 (S県某所) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【9】より続く。
 
 
三度目の、そして最後のワープ。
 
 
最後の、ということは、導水路の到達点を探索すること。すなわち・・・発電所そのものを。
 
そのアプローチは、
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ここだ。
 
 
 
え?どこって、
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ココですよ(笑)。
 
橋だなんて親切なものはない。この堰堤を渡渉するしか道は無し。何にせよ増水している時にはとても渡れない。この日の水量・水勢ならば、長靴で余裕だった。奇跡か?当然か?
 
 
渡った先には
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朽ちたスルースゲートを備えた、埋没した水門が。
 
現場ではよくわからなかったが、後で見たものを考え合わせればコレは余水吐?だったのではないかと・・・。
 
 
その前から振り返り。
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対岸には県道が走っている。こんな彼岸の世界など知らぬ顔で。
 
 
 
光射す明るい現世を背にして、

 

 
歩くことわずか2分。
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…思わず息を呑んだ。
 
ついに、発電所建屋に到達したのだった。
 
 
 
1917(大正6)年竣功、
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そして発電開始。
 
その堂々たる姿。これは凄い・・・。これだけのものが人知れず・・・そう、人里近くにも関わらず人知れず、残っていたというのが信じ難い。
 
実は、この時のアプローチ方向は正統ではない。川に面した方が正面で、現役時代にはもちろん発電所入り口としての橋がちゃんと架かっていた。らしい。
 
その橋台も残っていたようなのだが、当日はそれどころでなく(笑)、ひたすらこの発電所建屋に魅了された。
 
 
解説できるだけの知識を持ち合わせていないわたくし。ここは撮りまくった写真を問答無用で貼りつけていこうと思う。
 
言葉は必要ない。・・・手抜きと言われようが(笑)。
 
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これでも撮りまくったうちの一部なんだけども・・・
 
いやー絞りきれない(笑)。
 
 
 
 
なので次回【11】、まだしつこく建屋関連続きます。