【序】より続く。
11:06分、ゲート・イン(笑)。
いよいよ、長い道のりを歩き始めた。
路面はこんな感じ。
比較的穏やかなイントロ。
けど、正面の右コーナーを曲がった先では、大規模な崩落跡が。補修作業をされていた。いともたやすく崩れ去るこの道、後でその象徴的な光景に出会うことになる。
11:16.路肩に
錆び切った「警笛鳴らせ」標識。
この玄倉林道が開通したのは、1947(昭和22)年のこと。まさか…その時からの標識?
ゲート・インから12分。
道路状況は緩やかに悪化。
しれっと現れる崩落痕。けど、玄倉クオリティとしては上の部類か?
ゲート・インから21分、11:27。
最初の隧道が登場。
いよいよ始まったか…!
お名前は、
「境」「隧」「道」。
名前のとおり、ここがなんらかの境にあたるのだろうか?
ところで、関西圏ではあまり見ない、一文字ずつに分かれた扁額…。これで扁「額」って呼べんのか(笑)?
入洞して振り返り。
洞内は全面的に波型ライナープレートで巻かれている。
間違いなく、素掘りなんだと思うが、いつごろ巻かれたのかな~。
コチラ、奥地側坑口。
コチラには扁額なし。
愛想も何もない、無骨一辺倒のコンクリポータルですな。
が、一応予告しておこう。
この隧道が、もっともマトモでした、と。
場所はコチラ。
d氏は、過去に数度、このあたりは踏破済み。
やはり初めての場所では、経験者に同伴していただけるのは大いに安心。
隧道からほどなく。ふとガードレールを見ると…
銘板?
地味すぎて気づかなかったが、桟橋の上を歩いていたのだった。
こんな感じ。
こりゃあわからんやろ(笑)。
さあ、残る隧道は8本。イケるとこまで行く!
と、さらに進軍を続ける私たちの背後から…
【2】に続く。