2017年8月14日、奈良県北東部遊撃の最新ネタから、ダイジェストに上げなかったやつを(笑)。
なんでダイジェストに上げなかったのかは、すぐにわかる。
それはね、
個人宅だからだよ(爆)。
お題はこの橋だが、ポストがついていることからわかるように、完全なる民家への専用橋。
つまりは、
憧れのプライベート橋
ってヤツなのよオクサーン(ⓒ凡くま様)
なので、地図も出さないし、一応所在もボカしてある(笑)。でも、県道走ってりゃ絶対目に入るはず。・・・わたくしと同じ感性をお持ちなら(笑)。
考えてみていただければわかるように、プライベート橋そのものはさほど珍しくない。だがそれらのほとんどは小規模なもの。
しかるにこの橋、
この規模ですぜ旦那!
規模だけじゃない。高低差のために民家の2階に直付けするところもまたタマラン。しかも、ここまでの2枚の写真でわかるように、上段の民家へもまたこの橋を使うようだ、軒先をかすめて。
木造の建屋、護岸や土留めの石垣の感じも含め、めちゃめちゃ好きだ、この光景。
しかもだ、橋屋としてはどうしても看過できないポイント。
プラットトラス+方杖?
マジかよ!?
厳密に言えばこれを方杖橋とは呼ばないかもしれないが、斜材が入っているので、気持ち的なことも含めてそう呼ぶ(笑)。
コレはオイシイわ~。ネタ的に最高!
その斜材も含めた橋脚はヒョロッヒョロだが、完全人道橋なのでこのくらいで十分なんだろう。
いや、それにしても。
プライベート橋としては弩級スケールのこの橋。
いつ頃に、誰が架けたんだろうか。住民の方々が私費で?あるいは行政の補助ありで?個人が自分の手で架橋できるレベルでないのは一目瞭然・・・だと思うのだが、まさか・・・?
もちろんめちゃめちゃ渡りたかったのだが、さすがにコレはアカンでしょう(笑)。お住まいの方が外におられたら許可をいただいて渡り、さらにその成り立ちまで伺いたかった・・・くらいにそそられたのだが、そうは上手くいかず、断念。
現時点で少なくとも数十年は頑張っていそうなこの橋。末永い活躍を願う。
以上、完結。