2016年5月3日、石川県シバキまわしツアー最終日の朝。石川ネタを連発しすぎなのだが、この夏あとコレだけはやらせていただきたく(笑)。
先日記事にした手取川第三ダムの2時間55分後。やってきたのはこの場所。
ここに来た目的、そいつが眼下に。
ドーン、と。
堂々たる下路トラス橋、あれこそが目的のブツ…
ではない。
コッチなのよ、コッチ。
いかにもな旧橋。アレが実は土木学会選近代土木遺産Cランクのブツなのだが…なんか高欄が…残念な感じに?
北側よりズームで。
言うまでもなく、上が現在の国道157号線。そこに掲出された橋梁名は「濁澄(にごりすみ)橋」。
tellさん曰く「どっちやねんな名前の橋」だ(笑)。
新橋も
なかなかに魅力的なのだ。
肝心な目的の橋が
思いのほか残念なだけに、余計な!
親柱も
こういう感じ。レプリカっぽくない?
少なくとも銘板は明らかに後付け。どうやら近年に大幅改修されてしまったらしい。無念。
だが幸い(?)、この橋のなんたるかは、橋上にはない。
親柱脇から垣間見る「それ」、
鋼スパンドレル・ブレーストアーチ。
スパンドレルとは、この場合橋面とアーチの間の部分。これがトラスで構成されているのが、スパンドレル・ブレースドアーチ。
橋上がどうなろうが、これこそがこの橋の見どころ。
なんやけど…
アングルがないなあ…。
ならば…と対岸へ向かう途中に、
現橋下から落ちる滝を発見。お~涼しげ~。
…としか思ってない。この時点では(笑)。
こういうアングルも
いいものだ。
なかなかナイよな、こういうロケーションは。新旧の高低差が逆なら素晴らしいのに(笑)。
南側に着いてみれば…おっ!
コッチの親柱ぁ、オリジナルっぽいぞ。
うん、コレたぶんそう。
「昭和七年十一月竣功」。
あ~あ、オリジナルの高欄を見たかったなあ…。
んで、コチラ南側も…
うーん、やっぱりあきませんなぁ…。
サイドアングルがないのなら下から拝みたいところ。しかしこんだけ深い谷、降りるなんてのは…
おや~?
わざとらしく【2】へ(笑)。