2011年6月24日、会社半休後、近所の橋をチェックするため、祇園にやってきた。
南座前、四条通りから縄手通りへ。観光客で賑わう、京都のど真ん中にこの橋はある。場所はコチラ。
南側からご覧いただく。思えば、この5t制限でピンと来るべきやったな。
左の親柱には流麗な筆致で「やまとはし」。縄手通りは大和大路とも呼ばれる。右側の親柱には…
いや、ピクッとなりましたよ?確かに(笑)
ただ、どう見ても新しすぎる。コレは橋が架けかえられて、モニュメント的にオリジナルの竣工年が刻まれてるだけでしょ?と。そしてそれはもちろん正しかった。
半分はね。
コレは北側より。
うむ、いかにも近年架け替えられて石橋ふうにしました感満点。ねえ?
たもとに看板が設置されていた。
ここが盲点だった。皆さん、こういう看板とかって、その場でじっくりと読みますか?
もちろん読むこともある。ただ自分の場合は斜め読み、あるいはとりあえず撮っといて、帰ってから画像で確認することのほうが多い。特にこういう立地であるからして、なんてことないただの観光看板だとばっかり。
その場でよく読めば、わかったはずだったが、読まなかった(泣)。結果、石桁橋であることすら気づいていなかった…実は昨日まで(爆)。
平成15年に行われたのは、「高欄の改修と石畳舗装」。その意味するところはただ一つ。
架かっている橋は石桁橋、そして下部はオリジナルのままである、という事実。
いや、今こうしてみると、なんとも立派な!橋脚も全部石やん!
今さらながら、過去の自分の甘さには恐れ入る。とはいえ数年すれば、現在の自分に対して同じことを言ってそうやけど(笑)。
まあ、かの石橋の大家も「以前は石橋であることに全く気づかなかった」と述懐しておられるし、わたくしごときが見落としてもしゃーないわな。
以上、昨日初めて気づいてかなりショックだったので、急きょ記事にしてみました(笑)。
てわけで、完結。