追憶の客車鈍行 | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

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リアル「銀河鉄道999」とか言いたい。メーテルが現れそう…でもないか(笑)。

こんな客車を連ねて機関車が引っ張る、いわゆる客車鈍行が、かつては全国あちこちで日々運行されていた。当時でさえ思ってたけど、改めて今見ると激しくレトロですなぁ。そして「鈍行」という言葉もまた。

山陰本線で門司~福知山に運転されていた列車番号824は当時「最長運行距離の鈍行列車」として有名だったが、これを乗りとおしたことがある。早朝の門司から深夜の福知山へ。今思えばあれは大変貴重な、そして贅沢な1日だった。

海辺の小駅で平気で30分くらい停まったり。日差しの中で静まり返った駅は時が止まったようだった。ようやく動き出す時、客車列車特有の楽しみがある。機関車が動くと、各所の連結器ががちゃん、と音を立てて、後ろの方の客車に乗ってると、前方からがちゃん、がちゃん、がちゃん、と音と快い衝撃が走ってくるのである。
この画像は、824列車完乗間近の車内で撮った…ような気がする(笑)。まるで夜行みたいね~。

そう、夜行の客車鈍行もあった。京都~出雲市の「山陰」、天王寺~新宮~亀山(だっけ?)の「きのくに」、そして門司港~あえて大村線回りで長崎へ、の「ながさき」。確か寝台車も連結されていたはずで、いやぁあの頃は色んな列車があったねぇ~。


おっさんのノスタルジア満開企画となっていることについて、心よりお詫び申し上げます(爆)。