【前篇】より続く。
見下ろしますと、
大聖寺川の清流。
上流のこおろぎ橋(これまたなかなかの橋)~下流の黒谷橋(これまた以下同文)の間あたりが鶴仙渓と呼ばれているようだ。
振り返り。
けっこうな勾配がお分かりいただけるだろうか?
さて…おんなじような写真でそろそろ食傷気味だと思うので(笑)。
角度を変えてみようか。
東岸より。こっちのほうが異形感が際立つな~。
そして
この一帯がまた楽しいので(笑)、
ひととおりご紹介。
まずはコチラ。
石積み橋脚ですがなにか?
いやこれ思わず吹いちゃったのだが(笑)、歩廊部が東岸に取り付くすぐ手前にあるから、れっきとした橋脚でしょ(爆)。
右向け右~。
コレがホントの橋脚。ご覧のように、ここから三弦トラスが始まっている。
いやいや、なかなかこんな舐めるよーに鑑賞できること、ないよ~?
いや、マジで!
ここで再度振り返れば~
いや~マジでトラスふぇちには悶絶モノ。たまらんね~!
仕上げにお見せしよう、個人的ニ思フ此ノ橋ノ真骨頂…
見上げアングル!素晴らしい~!!
この東岸からは鶴仙渓沿いの遊歩道へと降りることができるので、下からのアングルで鑑賞が可能。橋野郎としては、こっから見なきゃ始まらんぞ!(謎)
最後に、パノラマ撮り二連発!言葉は不要!
東岸からの戻りに動画を撮ったので、ご覧あれ。
うまいこと直前まで無人やったのに、ちょうど人が来てしまった。うーむ。まあ向こうからしたら、わたくしが不審者やったと思うが(笑)。
最後の最後に(笑)。
西岸側の桁側面にあった銘板。
この橋ができたのは1991年7月。バブル経済全盛期は過ぎたものの、まだまだ世の中は「そういう空気」だった時代。この良くも悪くも「あまりに目立つ」橋が生まれた背景には、この時代と切り離しては語れないと思われる。
これだけ個性的な橋、個人的にはめちゃくちゃ気に入ったが、もちろんそんな人ばかりではない(笑)。実際、この橋については「景観にそぐわない」という声も少なからずあると聞く。
ただ、純粋に橋梁愛好家としては、こんな面白い橋をよくぞ架けてくれた!という感謝しかない、大げさかもしれないけど(笑)。
最後の最後の最後に(爆)。
当橋を架橋した川田工業株式会社のホームページ内「川田技報」に、この橋の設計・架橋にまつわる詳細な資料があった。
記事の作成に当たっても大いに参考にさせていただいた。感謝。
以上、完結。