忘れた頃にやってくる、建造物シリーズ。
今宵は、今までありそうでなかった(?)正統派ネタ!・・・だと思います(笑)。
これ。
関西圏の方なら、ピンとくる方もおられるかも?
このシリーズ、場所は明記しないのが基本でしたが、コレは現役のお店なので、場所出しましょうか。↓
京都・四条大橋のたもとにある老舗の中華料理店「東華菜館」。この建物は、あのウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計により1926年に竣工したもので、登録有形文化財に指定されております。
…ね?こんな正統派の近代遺産建造物なんて登場するようなシリーズじゃなかったのに(笑)。
たまにはよろしいでしょ(笑)。
写真はないですが、この写真を撮ってる背後、四条大橋の東側には南座があって、鴨川を挟んで向かい合っております。建築様式はそれぞれ全然違うのに、まったく何の違和感もなく京の街並みに調和しているのが素晴らしく、個人的に好きな光景であります。
ちなみにこのお店には、1924年製、日本最古のエレベーターが現役で稼働しております(少なくとも2年前にはしてました)。このエレベーターは手動でドアはなく、かわりに蛇腹状の格子が開閉するようになっております。もちろん、エレベーター内にはエレベーターガール・・・ならぬエレベーターおっさん(専任かどうか知らんけど)がいて、操作してくれます。これも一見の価値アリ。
お料理のほう、お安くはないものの超高級ってほどではなく、(個人的には)大変美味しいです。交通も至便。京都にお越しの際は、建物とエレベーター込みで、ぜひこのお店でお食事を楽しまれてはいかがでしょうか?
こんな記事初めてや~(笑)。