ヴィルヌーヴとアルヌー、今こそ。 ああ~そろそろまともなネタが書きたいよ~。 シカーシ。 もうしばらくは無理荘…もとい、無理そう。そんなわけで、今宵はニーズのないF1ネタ。 今年は全然レースを観てない(観られない)のですが、今年後半戦あたりからバトル時の動きのことでなんやかんやとモメてるみたいで…。特に防御時のブロッキングやライン変更についてなのかな。あと、ペナルティが出たり出なかったり、一貫性のない裁定のこととか。まあ、なんとも不毛かつ興醒めな話ではありますよ。 とりあえずは…バトルと言えば… Gilles Villeneuve Vs Rene Arnoux lap in Dijon F1 1979 best overtaking ever 黙ってコレを観ろ、と言いたい(笑)。 1979年フランスGP、ディジョン・サーキットで繰り広げられた、フォーミュラ・ワン史上屈指の名バトル。紅いフェラーリを駆るジル・ヴィルヌーヴと黄色いルノーを駆るルネ・アルヌーの、ギリギリの2位争いでございます。 優勝したのはアルヌーのチームメイトであるジャン・ピエール・ジャブイーユでしたが、映ったのはチェッカーフラッグを受けた時だけ。カメラはラスト数周の間、この白熱の2位争いにクギ付けです。 時にはホイールとホイールが接触しての、しかしあくまでもクリーンなバトル。相手への絶対的な信頼と敬意がないと成立しないレベルの。 こういうやつですよ。ファンみんなが観たい、でもめったに観られないものは。 マシンを降りた後、互いの健闘を称えて満面の笑みで抱擁を交わした、という逸話も大いに頷けます。 現代F1にこんなバトルを求めるのは、ナンセンスなんですかねい。今なら興醒めな裁定とか出そうな…。 しかし…フランスGPで優勝したのがフランスのルノーを駆るフランス人ドライバーのジャブイーユ、熱い2位争いを繰り広げたのがフランス系カナダ人のヴィルヌーヴとこれまたルノーを駆るフランス人のアルヌーとは、一体どんだけ盛り上がったんでしょう。今は昔と申しますか、今ではフランスでのGP開催自体がなくなってますからねえ…。 何回フランス言うねん(笑)。