【3】より続く。
やっとのことで出口へ到達。…の前に。
本来のコンクリブロック巻きを一部残し、坑口部分は分厚くコンクリートで巻き直されている。
そのために少しだけ幅員減少。まあ大勢には影響なし(笑)。
そして出口では色々なものが待っていた。
右側に立てかけられて…いや、吹っ飛ばされて?いるのは、かつての進入禁止ゲート的なものの名残り?そして看板らしきものが2枚。
チェックしてみると、
「落盤の恐れあり 通行止 大塔村 建設課」が脇にどけられて、
「工事中 危険 立入禁止」に置き換わっている。てか、この設置方法(笑)。
この看板には設置者の名前が書かれておらず、何者が設置したのかは定かでない。行政(自治体)によるものだとは思うのだが、公的な機関がこういう無署名の看板を掲出するものなのか~?
ひとつ確かなことは、さっき洞内で見たとおり、そして看板に明記されている通り、何らかの作業がこの隧道内で行われている。その最大の証拠がコチラ。
坑口前の排水工事跡。
先人のレポートはどれもそのおぞましい水没ぶりが大きくフィーチャーされていた。にもかかわらず、本日わたくしがランラランとスキップしながら歩いてこれたのは(いや、してないけど)、こうやって大量の水を抜く作業が行われた結果に他ならない。これ、間違いない。
洞内の水を抜き、そして何が行われるのだろうか?何かに再利用するのか?この時はまさにその直前だったのだろうか?
ま、まさかの現役復帰!?
イヤイヤイヤ(笑)。
さて、改めてこっちの坑口を。
隧道探索という本来の目的は達したが、旧道を少し辿ってみる。
腐れたマットレスもおぞましいし、この赤ヘル。チャンピオン獲る前のラウダのヘルメットにクリソツ(笑)。帽体の仕様からして、相当古いメットっぽいですな。
旧道散策はココまで。戻るとしよう。
あとは、例によって走馬灯エンディングで。