2011年1月9日、志摩半島方面探索。…おっ、この日のネタはブログでは初めてか。…コレは除いて(笑)。
この日最大のネタとなった隧道をご紹介しましょう。場所はコチラ。
国道260号線の穴を片っぱしからシバキ倒しながらやってきた。そして本日初めての旧隧道へ向かっている。地図では西側より。
なかなか香ばしい旧道のたたずまい。所によってはきれいなとこもあるのだが、基本的に荒れている。
いよいよ路面が見えなくなってきた。
これ舗装路ですよ?不安やな~。けど、この感じは…そろそろ…
ぐはあ 出た!旧隧道!
…ゲートは開いてるけどさ。けど、アレはどう見ても事前情報と違う…(汗)。
まずは徒歩にて調査。
まあ、ね、この道路状況を見ただけでわかるけどさ、
完全に廃隧道やないかい!
ようやくながら紹介しましょう、旧・迫間(はさま)隧道・西側坑口でございます。
事前情報で、ここは普通に通れるはずと思い込んでいた。よとと隊長も車で抜けてたし。しかるにコレは!坑口前には土砂が堆積し、オフ車以外完全シャットアウト状態、そして…明らかに水没しているね、そうだね(瀧汗)。
やってくれるじゃねぇか…。テンションが上がった。
冷静にご紹介して遺構…もとい、いこう。まずは扁額。
篆書体(…ですよね?)で「迫間隧道」と書かれていると思われる。
水平線意匠が、ともすれば平板になりがちなポータルを端正なものにしている…が、
コレは怖い(笑)。辛うじて引っかかっているだけっぽいし…。
荒々しい素掘りのままの掘割にはくりぬきがあり、そこにお地蔵様?が。
あるいは慰霊碑的なものだったのかも。まだ瑞々しいとさえ言える樒(しきみ)が供えられていた。
そして…これ以上目をそらしてはおれんな…
大 ★ 水 ★ 没!
堆積した土砂によって洞内に水がたまり、エライことになっとります。
長靴でトライするのもいいけど、ひと目で貫通は確認できるてるし、画像ではわかりにくいが、奥のほうで水没地帯が終わっているのも目視できたので、東側へまわって反対側から攻略しよう、そうしよう。
ちなみに上からぶら下がってるのは、腐れ落ちたセントル。ヒデえな…。
ということで。