2012年10月24日、名古屋に住み始めて2週間と少し。この日は枇杷島から北上して東海道本線の煉瓦アーチ探しに出かけたが、ことごとく空振り。いい加減嫌気がさしてきたころに出くわしたのがこの物件。
なんかワクワクしませんか?自分はしました。例えば幅員2.0mとか(笑)。
現在地はコチラ。
ちなみに、背後にある細い水路も空振りでした(笑)。
線路をくぐるアンダーパスであることはすぐに分かった。南北両方からスロープで下る線形のようなので、まずは北側へまわってみる。
北側へやってきた。数多くの標識や看板が迎えてくれた。高さ制限は2.2m。
イイじゃないの!
さっそくスロープを下って体感しに行こう!
ちょ、萌える~!
萌えポイントはいろいろあるものの、とにかく気になる、あの正面の構造物。
極めて興味深いね。
果たしてコレは当初からミラー設置のためのものだったのだろうか?それにしては異様すぎないか?特に庇状に伸びた上部構造物。その先端にあるのは…枕木?なんだよオイ(笑)。
コレは上から見たところ。他にもなんか載っとるやーん(笑)。いや~、なんだったんだろうこの構造物は。
ちなみに上は広大な稲沢の貨物ターミナル。地下道もそれなりに長いはずだ。
こんな感じで。「けた下制限高」表示もまたええ味出してるね~。
そして、左端に写ってるアレで正式名称判明。
「正覚寺地下道」っておっしゃるんですね。
ほら!なかなか長い。
幅員2.0m制限はどう見ても誇大広告(謎)やな~。歩道部分を除いても2.5mくらいないかねコレ?
振り返り。
イイねぇ~!!
そらそうですわな、この長さ、そしてこの交通量(これまでの画像では写っていないが、けっこう頻繁に車が行きかっていた)を考えれば必須だろう。
さあ、残りをご紹介してしまおう。
確かに…。こないだみたいな豪雨になれば、ここは一発で水没するだろう。しかも東側には小川もあるし。
東側に抜けて振り返り。ごくつまんないアンダーパスにしか見えない。こっちから来てれば通らずにスルーした可能性大。いや~ラッキーやったね~。
この地下道がいつ頃できたのかは不明だが、現在のこの姿は補修を経てのものだろうか?オリジナルは切石積みだったりとかしなかっただろうか?あるいは…まさかの煉瓦アーチだったりしなかったのだろうか?あの面白い構造物の往時の姿は?
いろいろ妄想するのも楽しい、良質な小ネタでした。
以上、完結。