2011年7月16日、初めての紀伊半島彷徨。和歌山県道19号美里龍神線を走行中、ヘンな景色を見つけて緊急停止。場所はコチラ。
地図で言うと、下のほうから走ってきた。
ヘンな景色、それがコレ。
どうでしょう?そう言われても…ってとこか(笑)。
ならば、コレではどうでしょうか?
めっちゃおかしくないですか?この感じ。コレが見えたら思わず停まるでしょ。え?停まらない?(笑)
ノートさんが停まっているのが県道。そして駐車場所辺りからの見え方は、こう。
コレは~、完全なる
プチ未成道 ってやつですがな。
今見えているこれが、未成部分のほぼすべて。
この如何にも新しい法面施工、いわゆるベルギーワッフル。
現道が鋭くカーブするその内側に、直線的に開削されたこの掘割。当然これは県道の線形改良の一環として工事されたものでしょうな。
掘割を進み、向こう側から振り返ったのがこちら。
ここの道路計画は…今も生きてるのか?この背後はすぐに現道。
それがこんな感じ。
あちら側も、そしてこちら側も。現道とのすりつけは一切考えられていないかに見える。つまりは、完全な新道として計画されている(いた?)ということ。
そこで、なけなしのスキルをふりしぼって(笑)こんなん作ってみた。
実はこの掘割地点から1.2kmほど先に、部分的に開通している新道があるのを確認していた。一連の流れでの道路計画なんだろうから、この掘割もその新道と無縁ではあり得ないだろう。ということで、掘割の位置から類推されたのが、このルート。そして現地の地形から見て、この区間はトンネルが掘られることになる…はずだけども。
平成19年11月の有田川町議会広報に「下湯川地内のトンネル工事は早期に完成するように取り組んでいく」という町長答弁が見られるが、その後この計画がどうなっているのか、そもそもそのトンネルとやらがここのことなのか、いずれも定かじゃない。
とか、想像するといろいろ楽しいプチ未成区間でした。もう開通してたりして…。
以上、完結。