2009年7月28日、近場を徘徊した際に立ち寄ったローカルネタ。移行までは、やっぱりこういうミイラ級に古い、かつ小ネタが多くなるかなあ(笑)。
それは、滋賀県道108号南郷桐生草津線上にある。
いきなり、ドン。
これは、東側。
場所コチラ→https://www.its-mo.com/z-125794011-489416782-14.htm
いきなり登場のボックスカルバート。なんじゃこりゃ?(まあわたくしは知ってて来たけど)
お名前は、
宮川隧道。
このご面相で「隧道」だと主張するこの物件、名前でピンときた方もおられるだろうが、滋賀県名物の「天井川トンネル」。宮川の下を抜けるトンネルである。
で、この宮川隧道、めちゃくちゃ古いわけではなさそうなのに、「平成16年度全国道路施設現況調査/国道交通省」においては、いつできたのか不明となっているのである。なんだそれ。
西側へ抜ける手前に、
一部コンクリートの質がいまいち?と感じさせる部分が見られた。
が、全体的には激しく老朽化してるわけでもない。個人的感想では、昭和30年代後半~40年代初頭くらいじゃないのかなあと。
西側より。
写真は割愛するが、こちらにも同じく「宮川隧道」の扁額がある。
4.0mという高さ制限はさることながら、幅員が前後の道よりいささか狭い。さほど交通量はない県道だけども、それでもしばらく現地にいる間には、このトンネルをかわして離合する光景が見られた。
まあお金をかけて拡幅するほどの状況ではないので、当分は生き永らえるんだろう。…わざわざ見に行くほどの面白い物件でもないけど(笑)。
以上。