京都市内の仁丹看板【10】+おまけ | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
このシリーズもやっと【10】まで来ましたか~。在庫過多ぎみではあるけど、当分新規開拓は難しそうなんで、まあちょうどいいか(笑)。
 
 
本日は、コチラ。
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【7】でご紹介したのと同じ、仁丹マークが上にある「初期型」(とされているやつ)。それにしてもこの個体、驚愕の好コンディションですなあ。
 
 
 
今回はおまけつき。
 
 
 
近くにあるこの神社。
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その名も「幸神社(さいのかみやしろ)」。
 
今では住宅街の中の小さなお社だが、ここにはある重要なものが配されている。それは…
 
 
 
おさる。
 
 
 
 
おさる!?そう、おさる(笑)。呪術都市・京の都の鬼門(北東方向)を護る猿(の像)が、本殿の一角に安置されているんである。
 
京都御所の北西角には「猿が辻」と呼ばれる鬼門封じの「欠け」が存在しているのは(割と)有名な話だが、その延長線上、都の北東方向にもいくつか鬼門封じの猿が配されている。それがこの幸神社であり、赤山禅院であり、日吉大社(大津市)。他の二ヶ所は結構有名だが、この幸神社は「知る人ぞ知る」感が強い…と思う。
 
そもそも日吉大社が京の都の表鬼門守護を担っており、その神使が猿であることから、猿の像が安置されているのだが、なんで猿なのかというと、鬼門とは「丑寅」の方向であり、その対極に当たるのが「申」の方向であるために「申=猿」…ということらしい。
 
 
 
ということで、京都検定2級不合格(爆)のわたくしによる丸パクり解説でした。幸神社、興味がおありの方は各自場所をお調べを(笑)。
 
 
 
ちなみに、看板で「サチノカミ」と誤った読みが書かれているのは、ご愛嬌ということで…(笑)。
 
 
 
以上~。