【2】より続く。
手取川へと流れ込む尾添川。
のんびりと一服できそうな、のどかな様相…。
しかし、向き直れば
V字峡谷。
ここはまさに、川が開ける場所。その天空を横切る、二本の橋。
キタよキタよキタよーー!!
そして、お気づきになっただろうか。行く手に転がる、板状コンクリート。
あれこそが、橋上から見えた「道らしきもの」の痕跡、その始まり。
すなわち…
谷底の峡谷廃道。コイツはキテるわ。
とは言えコレは歴史ある道ではなく、かつての遊歩道的な道だったと思われる。いつのことかは知らねど、川の流れに負けて破壊され、放棄されているような印象。そして、もともとこの辺りが終端だったのでは、と思われる。
まぁそこらのことは後まわしにして、だ。
今は、わたくしが思わず立ち尽くした、
その光景を共有したい。
言葉は要らない。
完成された美ですな、コレは…。しばし、時を忘れた。
第一の目標は、
シルエットとなって浮かび上がる新旧の濁澄橋なのだが、それも思わず忘れるような…。
下から見ても旧橋のスパンドレル・ブレースドアーチはスッキリとは見えなかったが、もうどうでも良くなっていた(笑)。
もう単純に、
切り取られた天空を跨ぐ、二本の橋の雄々しい姿が素晴らしかった!
そして、そのたもとから落ちる、
直瀑一本滝。
しかも直瀑すぎて(?)道に直接落ちている!マンマミーア(爆)。
4枚上の写真をご確認あれ。
で、そこからさらに進んで、旧橋をくぐった先に、
おあと直瀑一本、入りました~(瀑…いや、爆)。
で、よく見ると(いや、現地でも気づいてはいたが)、上流に堰堤が見えていて、なおかつそちらへと延びる道の様子は、かなり健全に見える。
さっきも書きかけたが、今冷静に見ると、本来この道はあの堰堤方向からこちらへと向かって来ていた遊歩道で、わたくしはワケもわからず終端方向から来てしまったんだろうと思う。
わたくしはここで引き返したが、あのまま堰堤辺りまで進んでいれば、本来の安全な道で道路へと復帰できたような、そんな気もする(笑)。
まあそれは結果論。
引き返し地点から見た景。
独特な色彩を見せる、尾添川の流れ。
橋の名前は、清流でありながらも濁りやすいこの流れから採られた、という。
最後に、この引き返し地点からスタートする納涼動画を。
可能ならヘッドホン装着の上、適切な音量にて視聴いただくと、さらに清涼効果が期待できます(笑)。くれぐれも音量注意で。
地味に、スニーカーで苦労してるのもおわかりいただけるかと…(笑)。
新旧の濁澄橋のその下に存在した、豪華なオプション。予期せぬ展開ではあったけど、実に楽しめた。これだからヤメられないね~(笑)。
コレにて終了。だが、
前回チラ見せの「アレ」が気になるでしょ?
なので、もういっちょいっときますか。