ラウダとハント、観てきました。 | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

「RUSH」観てきました。なかなか楽しめましたよ。
 
実際の76年シーズンをもとにしたストーリー内容については触れません。モーターレーシングを題材にした映画は近年少なく、またけっこうリアリティに欠けて観てて恥ずかしくなるものもあったけど、その点この映画はかなりいい仕事してたと思いました。走行シーンはもちろん、往年の個性豊かなマシン群やドライバー、ヘルメットデザインに至るまで、相当忠実に再現していたのは嬉しかったな~。主演の2人も若き日のラウダとハントにかなり似てたけど、個人的にツボだったのがレガッツォーニを演じた俳優さん。そっくりやん!
 
自分のようなマニアックなおっさん視点からは、もっと掘り下げてほしい部分や若干のアラが目に付いたのは事実やけど、これはドキュメントじゃなくて「実話をもとにした娯楽映画」である以上はしゃーないですよね。まあ十分許容範囲かと思えました。
 
まだ幼い紅顔の美少年(爆)だったわたくし、スーパーカーブームに引っ張られてかF1にも興味を抱いていました。あれは…1978年ごろかなあ。当然ながら現在のように欲しい情報が瞬時に手に入る時代ではなかったですが、それでもラウダの「不死鳥伝説」は何かで見聞きして知っていて、不謹慎ながらあの顔の写真とエピソードに、子供ながらに「この人、スゲぇ…」と感じていました。歴史上の人物やテレビの中のヒーローではない、同じ時代に生きている人物。ニキ・ラウダは、自分にとって初めての「畏怖を感じた実在の人物」だったかもしれません。
 
ハントは残念ながら1993年に心臓発作で亡くなりましたが、ラウダは今も元気いっぱい。現在はメルセデスF1チームのエライさんとして、グランプリの現場に顔を出しています。たまに言わずもがなのしょーもない発言とかして、「ラウダも耄碌したんかな~」とか思うこともありつつ、歯に衣着せぬ物言いは昔のまま。今でもまだ自分にとっては「あこがれの人」という意識がどっかに残ってますね~。
 
 
まあそんなこんなで、独善的に呟いてみました。これぞまさにツイート(爆)。以下参考動画(笑)。