またしてもミイラ級に古いネタをお見舞いするぜ(笑)。
2009年7月5日、相谷隧道に続いてやってきたのが今回紹介する物件。
国道421号線がまだ「酷道」だった頃。蒼い弾丸号が現役だった頃…って、知らんがな(笑)。
全国にその名を轟かせていた
石榑峠(いしぐれとうげ)越えがまだ辛うじて生きていた時代。
その滋賀県側峠下、
国道421号線から、茨川林道へ。
写真右上、新道工事が進みつつあるのがわかる。
この茨川林道を奥まで詰めると廃村・茨川が。そして吊り橋も2本ほどあったりする
…ようなのだが、実はまだ行ったことがない(笑)。
いつかは、と思いながらズルズルと時が過ぎる、近場にありがちなパターンですわ(笑)。
穴一辺倒の当時のわたくしとしては、「ここ」が目的地だったのでね。
タメずにドン。
折戸橋。その向こうに
折戸隧道。
扁額。
「折戸隧道」。
洞内から振り返り。
これまた滋賀県には珍しい橋+トンネル+橋の流れが楽しめるのが、ここのセールスポイントであります。
折戸橋から見下ろした上流方向はこの感じ。
この高さを覚えておいてほしい。ちなみに川の名は茶屋川。
隧道を抜けて茨川側へ。
見た目は同じだが、
扁額が違う。
「茨川林道」。
さて、この茨川側の橋(名称不明…当時は眼中になかった)から見た茶屋川上流方向は…?
流れが近い!
地図を見るとわかるが、この隧道によって茶屋川の流れを約800mほどショートカットしている。その間にこれだけの比高差が生まれるというわけで。
当たり前っちゃ当たり前なんやけど、面白い。
まぁありがちなトンネルやけど、ふと思えば、
これに似た「ごく普通のコンクリトンネル」って、滋賀県には案外少ない気がする(笑)。
以上、完結。