出張で頻繁に埼玉県へ行っていた今年春。東武東上線の車窓に見えるヘンな橋が気になっていたのだが、夕方に時間ができた2015年2月9日、現地に行ってみた。
北からのサイドビュー。
ヘンでしょ~?(笑)
現地はコチラ。東上線朝霞台駅から歩いて10分足らずのところ。
うーん、
際立つ異形っぷり。
めっちゃ変わってるなあ!コレは…吊り橋の一種か?というのが第一印象。
親柱を確認する前に、
側面に銘板はっけーん。「浜崎黒目橋」というそうな。
西側より。
うおお…ヘンや…ヘンすぎる。
向かって左の親柱には名称が、右の親柱には「黒目川」と刻まれていた。
で、ご覧のとおり、自転車歩行者用橋である。いや、いみじくも以前どっかでプロフェッサーおろろんがおっしゃったのを覚えているのだが、荷重への制約から比較的自由な自歩道橋は、攻めたデザイン、面白いデザインのものがけっこうあり、実は個人的に好きなジャンルだったり。あやとり橋とかね。
とりあえず、「気になるアノ部分」をじっくり観察(笑)。
いや~コレ、
Unidentified Flying Objectみたいですな~。
そう、夕暮れの空に浮かぶ
Unidentified Flying Object。
言いたいだけやん(爆)
東側より。
左の親柱「はまさきくろめばし」、右の親柱「平成11年2月」。
それにしても、
コレ。ナニかね?
帰ってから調べてみたら、この橋の型式は、「PC中空床板アーチ橋」なのだそう。三井住友建設の発行する「PC設計NEWS」にこの橋のことが書かれていたが、…難しくてよくわからなかった(笑)。「PC中空床板橋」とは、「床版が主桁としての役割をも果たす橋」らしいんやけど。深くて広い橋の世界、まだまだ知らんことだらけやな~。
まあなんでもいいけど、コレをアーチ橋と呼ぶのは違和感があるなあ(笑)。
素人目に見て思うのは、明らかに「吊ってる」ので、円形バルコニーとなっている桁の中央部分を吊ることで荷重を分散し、橋脚なしワンスパンでの架橋を実現してるのかと。
以上、尻切れとんばな感じで終了(笑)。