【3】より続く。
魅惑の洞内ワールドを堪能し、やってきた東側坑口。だが…
なんかジュラ紀みたいな状態で(謎)。
見るからに…
ぅわ~…って感じ(笑)。
コレは、いわゆるひとつのグリーン・ヘルやんか。
さ~、抜けて振り返ってみたらば、
倒木に
強烈なツッコミを入れられていた(爆)。バシッ!
いや~、酷いなこっちも。
いや、「こっちはさらに」と言うべきか。ポータル全体が崩落して、笠石も帯石も原型を留めていない。
さらに、よく見たら、
切石によるアーチ環はすでに失われていた。
露出した煉瓦アーチの巻厚は三層。しかし西側と同じくボソボソと抜け落ちてしまっている。なんてこった…。
この東側坑口、辛うじて力学的にアーチを保ってはいるが、もはや死んでいると言って過言ではない。緑の海に沈んだその姿は、鬼気迫るものがあった。
そういえば、こんだけイカツイ雰囲気なら、馬鹿どもがやってきて頭の悪そうな落書きでもしそうなものだが、そういうのは一切なかった。知られていないのか、ガチでビビられているのか。
いや…単にアクセスと足場が悪いからかな?書き忘れてたけどアプローチから洞内の一部も含めて、かなりぬかるんでいる。いくら馬鹿でもそんな苦労してわざわざ来ませんな。
ましてや、
こっちからは尚さら来んわな(笑)。
ちなみに、コレはこの後撮影した、
現道から現在位置あたりを見たもの。
おわかりのように、一段低くなった部分が旧道で、見るもおぞましい激藪の奥が東側坑口であります。面白いことに、送電線は旧道部分を通ってるのよね~。
ちなみにこの写真…いつかまた再登場することになるだろう。
東野圭吾のように伏線を張りつつ…それを回収しないという(爆
さて…十分に堪能した。戻るとしよう。
最後はお約束の、走馬灯バージョンで。
以上、完結。