疲れた…。先ほど帰ってきました。手抜き最終夜はお得意の独りよがり音楽ネタで。
今夜は、今日一日脳内でループ再生されていたこの曲。我が青春のバンド、DOOM(ドゥーム)であります。って、誰も知らんね絶対。日本のバンドやけど、いわゆるジャパメタ臭さからはもっとも遠いところにいたバンドやったなあ。
カテゴライズ不可能なヘヴィ・ミュージック、それこそがDOOMの真骨頂。彼らの場合はヴォーカルも楽器の一部であり、歌詞にもほぼ意味はない…と思う。豊富な音楽的バックグラウンドに裏打ちされた、圧倒的に複雑な楽曲、それを完璧にこなす圧倒的演奏技術。トリオ編成のバンドに外れはないとはよく言ったもので、本当に彼らは孤高の存在やった。
その印象を強固かつ不動のものにしていたのが、1999年に夭逝した不世出の天才ベーシスト・諸田コウ(享年36)である。例えばこの曲。
個人的にベースによるイントロで始まる曲はおしなべて好きなんやけど、こんなに「歌うベース」で始まる曲、他に聴いたことない!彼のトレードマークだったフレットレス・ベースによる、実に芳醇な音色と旋律。イントロだけでなく、ずーっとベースを耳で追っていってしまう、凄い存在感である。
まあ音楽のことをごちゃごちゃ解説するのは不毛なことなんで、気にいるかどうかは知らんけど聴いてみてください。わたくしは、20数年聴いてきましたし、一生聴き続けると思います。
あー、癒される(個人の感想です・笑)。