【前篇】より続く。
急な階段を登ること二度、ようやく現れた水道管隧道。小さな穴だ。
のっぺりしたコンクリポータルには、ちとガッカリ。
無機質極まりない洞内風景。でも…コレはコレで…なかなかレアな眺めかも。案外、嫌いじゃない。
向こうの明かりが見えている。ならば、行かなきゃですな。
振り返り。
うーん、マッシヴ~。
さて、隧道右手の斜面を無理くりよじ登ると、
踏み跡のある径に出た。
遊歩道というほどには整備されていない。なんの道だろう。作業道か?
写真は撮ってないが、再び転がるような坂を降りると、
あった。
しかしながら、こちらはフェンスに囲われていて、坑口に近づくことはできない。
まあ、さっきの感じだと特に変わり映えはしないだろう。しかも降りたら登り返すのは無理そうだったので、ここから見下ろすにとどめておいた。
眼下の眺め。
ちょっとズームで撮っている。車の走っているのが神奈川県道32号藤沢鎌倉線、大仏隧道を西側に抜けたあたりを見下ろしている。
この記事を書くにあたって今調べてみると(笑)、ここは「長谷配水池広場」の北西端付近らしい。現地ではなんかだだっ広そうな敷地がこんな山の上にあるなあと思っていたが、広場が一段高いところにあって進入もできなかったので、何があるのかわからなかった。ということは、この水道管隧道は長谷配水池とつながるものだったんだろう、当然。で、あの激坂を考えれば、配水池から流下してどこかへ行く管と考えるのが自然でしょうな。
大仏隧道の上には有名な「大仏坂切り通し」があるのだが、それはこの配水池を挟んで反対側方面らしい。てことは、やはりここへ来た踏み跡は、作業道だろう、きっと。
「きっと」とか「たぶん」とか「~だろう」ばっかやん(爆)。
さて、戻るとしよう。いつもの「画像連打」パターンで。