【2】より続く。
前方が明るくなってきた。
事前に見た地図だと、そろそろフィナーレだったと思うのだが…。
路肩から見下ろすと、
さっき通ってきた「下の段」が。
ここの路肩、全体的に大きなクラックが入っている。このまま放置なら、そのうちにザラッと逝きそうな。
もう少し登ると、
左手に堂々たる谷積み擁壁登場。
これすなわち、「上の段」の土留めであるから、ここでまたしてもヘアピンが登場、ということになる。
…のだが。
正にこのヘアピンで、
唐突に旧道終了、
現道と合流。
旧道の始まりも終わりも、ヘアピンの途中。ありそうで、あんまり見たことない気もする。
わかりにくいが、ここも下と同じように歩行者、自転車は入れるようにしてあった。白い看板類はすべて「不法投棄はやめましょう」。
それにしても…
何ともいえないこの感じ。
悲しいのか可笑しいのか、不思議な気持ちになった(笑)。ダル~ンと締まりのないヘアピンに見えるかもだが、実はそうではない(なかった)。
寄ればわかる、
変わらぬタイトさ。
ただ、確かにここも広いヘアピンではあった記憶がある。そして、眺望がきいたかどうかは憶えてないものの、開放感のある場所で、よく車を停めてる人がいたなあ確か…。
あまりに変貌して、なんうまく思い出せないが。
ここ、現道に合流ってさっき書いたが、
現道に踏みつけられる、が正解かも。
お待たせいたしました、ここでようやく、地図を。現在地はコチラ↓
ご覧いただければ、ここまで歩いてきた旧道と新旧の位置関係は一目瞭然だと思う。
補足として、京都市のHPからお借りしたこの図をどうぞ。
もちろん赤破線が新道、黒実線が旧道。
供用開始は2014(平成26)年1月24日だったそうで、真冬とは驚いた。でも確かに、冬だからこそこの新しい道がその利便性をさらに発揮したのかもしれない。
この路線付け替え工事の際、ここは「釈迦谷工区」と呼ばれていたようなので、記事タイトルもここから頂戴した。
たとえば、ここ。
このほんの僅かなふくらみでさえも、
フェンスで封鎖!
気づけば路肩も全面的にフェンスでガードされている。やはり、相当に不法投棄を警戒している感。ってか、なんだか情けないなあ。一部のバカタレの心ない行為のせいで…。いやほんと、犯罪行為はやめましょうね。
で、向こうの左コーナーの外側にも「のりしろ」があったのだが、なんか停車して動かない人がいたので、遠慮しておいた。
いや~、堪能した。
旧道を歩いて登ってきた時間は、実は撮影コミでたかだか16分。実にお気軽コースである。ここは不法投棄をしない人にはおススメしておこうかな(爆)。
戻りに、ハイライトである二連ヘアピンで動画を撮ったのでどうぞ。
いつものように、だからなんだ?という内容ですすいません(笑)。
以上、完結。