追憶の小松島港仮乗降場 | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

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今でもあるのかは知らないが、仮乗降場ってご存じ?国鉄路線で正規の駅以外に存在した、言わば停留所で、ほとんどは北海道にあった。数少ない例外が会津線(当時・福島県)の舟子など、そして徳島県のここ。
全国版時刻表未掲載の、正にマニア御用達的なネタだが、この小松島港仮乗降場は唯一、全国版時刻表に掲載されていた。なんでか?それはここが路線の終端駅だから(笑)。

小松島線は牟岐線の中田駅からわずかに一駅、当時の国鉄全線中最短の路線として、ファンにはつとに有名だった。それと並んで有名だったこの仮乗降場、正式には小松島が終点だったが、船客への便宜のために数百m先の港まで旅客営業していたものだ。
写真は小松島駅ホームにカメラを置いて撮影したもの。踏切を挟んで目と鼻の先だ。

ちなみに色合いが変ですが、これは元から(笑)。