【2】より続く。
現トンネルを抜けて
南側(赤崎側)へ。
当然、ノートさんのいるところが旧道であります。
かなりの急勾配に見えるだろうが、
実はそのとおり(笑)。
この輪っかが刻まれたコンクリート舗装がそれを物語る。
登りきった先で
道は二股に分かれる。
右はすぐに行き止まりだったと思うが、これもかつての峰越え道の跡なのかも。
そして左へ進むと…
あった。
なんかやたら土被り薄いけど…。
間違いない!
ど逆光だが…旧・三尾隧道・赤崎側坑口。
こちらはなんかより一層顔っぽい。今度は前髪もあるし(笑)。
そして新たな発見も。
坑口の周りには、アーチ環を模した細工が施されていた!
はっはぁ~。全然気づかなかった。
つうか、
モルタルが上塗りされて隠れてるってことか?
では、こちらも
予定どおりに進入。
こっちも初っ端に照明がありますなぁ…。
そしてこれまた予定どおりに(笑)
振り返り。
ザッツ・廃隧道!って感じですな。
反対側からこっちを見ている時には全然気づかなかったけど、
ここで微妙に左へ曲がっていた。
で、すぐに軽く右へ。つまりは両側から掘って誤差が生じたんだろうが…
昭和25年にもなってこんな誤差が生じるって、素人が掘ったのか?あるいは戦後間もなくの着工で、いろいろ測量機材などが不足していたためとか?
そしてこの場所で誤差を解消してるってことは、ほとんどを海側(三尾側)から掘り進めたってことになるよな…。なんか不思議。
通過して振り返り。
このほうが伝わるかなあ…。
ここからもうしばらく進んだが、同じような写真ばっかりなので割愛。充分に鑑賞させていただきました。
撤収。
隧道前の藪が
ちょ~どイイ感じ(笑)。
激藪だと萎えるし、薄すぎると雰囲気出ないしで、ね。8月でこの状態ってのは、日当たりが悪いのかな、この場所は。
決して凄い物件ではないけど、そのファニーフェイスも相まって、なかなか悪くなかった旧・三尾隧道。
いや、実に、悪くなかった。
以上、完結。