三尾隧道(廃)【3】 (兵庫県美方郡新温泉町三尾~赤崎) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【2】より続く。
 
 
 
現トンネルを抜けて
 
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南側(赤崎側)へ。
 
当然、ノートさんのいるところが旧道であります。
 
 
 
かなりの急勾配に見えるだろうが、
 
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実はそのとおり(笑)。
 
この輪っかが刻まれたコンクリート舗装がそれを物語る。
 
 
 
登りきった先で
 
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道は二股に分かれる。
 
右はすぐに行き止まりだったと思うが、これもかつての峰越え道の跡なのかも。
 
 
 
そして左へ進むと…
 
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あった。
 
なんかやたら土被り薄いけど…。
 
 
 
 
間違いない!
 
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ど逆光だが…旧・三尾隧道・赤崎側坑口。
 
こちらはなんかより一層顔っぽい。今度は前髪もあるし(笑)。
 
 
 
 
そして新たな発見も。
 
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坑口の周りには、アーチ環を模した細工が施されていた!
 
はっはぁ~。全然気づかなかった。
 
 
 
つうか、
 
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モルタルが上塗りされて隠れてるってことか?
 
 
 
 
では、こちらも
 
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予定どおりに進入。
 
こっちも初っ端に照明がありますなぁ…。
 
 
 
 
そしてこれまた予定どおりに(笑)
 
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振り返り。
 
ザッツ・廃隧道!って感じですな。
 
 
 
 
反対側からこっちを見ている時には全然気づかなかったけど、
 
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ここで微妙に左へ曲がっていた。
 
で、すぐに軽く右へ。つまりは両側から掘って誤差が生じたんだろうが…
 
昭和25年にもなってこんな誤差が生じるって、素人が掘ったのか?あるいは戦後間もなくの着工で、いろいろ測量機材などが不足していたためとか?
 
そしてこの場所で誤差を解消してるってことは、ほとんどを海側(三尾側)から掘り進めたってことになるよな…。なんか不思議。
 
 
 
通過して振り返り。
 
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このほうが伝わるかなあ…。
 
 
 
 
ここからもうしばらく進んだが、同じような写真ばっかりなので割愛。充分に鑑賞させていただきました。
 
 
撤収。
 
 
 
 
隧道前の藪が
 
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ちょ~どイイ感じ(笑)。
 
激藪だと萎えるし、薄すぎると雰囲気出ないしで、ね。8月でこの状態ってのは、日当たりが悪いのかな、この場所は。
 
 
 
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決して凄い物件ではないけど、そのファニーフェイスも相まって、なかなか悪くなかった旧・三尾隧道。
 
 
 
 
いや、実に、悪くなかった。
 
 
 
 
以上、完結。