2013年9月5日、出張で鹿児島にしばらくカンヅメだった時に発見した物件。
当時に雑な感じで一回登場させたのを後悔していて(笑)、ちゃんと記事にしておこうと思いました。
仕事先から歩いてすぐのところになんかあるのを、往復のバスから見ていたので、少し空き時間ができたこの日にチェックに来た次第。
おぉっほ~!!
遠目から何だありゃ?と思っていたソイツは、めっちゃオーラのあるオールコンクリ製樋門だった!
いや~キテるな~こりゃあ。
フジツボ的なヤツがビッシリと張り付いた、水際のコンクリ階段。
オーラがある…っつうよりか…
どう見ても癈やんかコレ。
背後の柱も激しく亀裂が入っているし、壁に至ってはそんな仕様かと空目するほどに鉄筋が露出してしまっている。
ここまでの状態になるとは…いったいどのくらい前に廃されたのだろうか?
正面から見たくて、水路の反対側に回ってきた。
実に素敵だ。そして風格がある。
鉄筋コンクリ製であるということは、昭和初期くらいの建造なのか。その建設年代はおろか、名称も不明なこの樋門に、わたくしいたく心を奪われた。
ちなみに樋門の外はもう海、木材用の港につながっている。
ところで…左右にあるこの階段…
降りてきて…どこ行くの?(笑)
普通に考えれば補修用階段で、樋門内部に入れるようになっていそうなもんだが、どう見ても内部に入るための扉が見当たらない。もしかして…
トマソンか!?あるいは極細スリットでも?
もっといっぱい写真を撮ったが、同じようなのばっかなので終わるけど、
この両側の石積みも素晴らしいのよね~。
この感じ…大正生まれもあるかな…?
最後に、正面からのパノラマ。
確か、前はこの写真だけ載せたのだったか。
実にパノラマむきな物件であったことだけは、当時感じたとおりであります(笑)。
以上、完結。