しょうなんの森トンネルとその周辺 (神奈川県藤沢市辻堂西海岸) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
2011年12月4日。当時出張で湘南住まいだったわたくし、確かこの日は1ヶ月以上ぶりの休みだったと記憶している…まあ中小企業ならよくある話ですよね…えっ?ない?(笑)
 
 
そんな日だったが、もうレオパレスでゴロゴロしてんのがもったいないほどのいいお天気で…これが湘南クオリティか?
 
なので、歩いて散歩に出た。
 
 
 
JR辻堂駅からまっすぐ南下して海岸を目指す方向には行ったことがなかった。
 
ひたすら歩いて行くと、
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県立辻堂海浜公園という大きな公園に行き当たった。
 
この公園をかすめる国道134号にトンネル表記があることは、住みはじめた頃から知っていたのだが、今まではスルーしていた。
 
どうせしょーもないもんだろう、と思って。
 
 
 
なのだが、今日こうして見に来てみれば…む!
 
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やっぱしょーもなッ(笑)。
 
うむ、まさに想定していたレベルどおり。それ以上でも以下でもないしょーもなさ(笑)。しかしこりゃあ、典型的な開削工法のトンネルですな。トンネルを地面に「置いて」上から土被せるってヤツね。
 
 
 
通行が切れたタイミングで撮ってるが、ひっきりなしに車が通る。実はここは上下分離になっていて、
 
このトンネルは上り線(鎌倉・横須賀方面行き)のもの。
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「しょうなんの森トンネル」。
 
扁額も何もなかったが、これでお名前判明。1996年12月となっている。
 
 
上り線トンネルの上から。
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存外に深い木立。これは防風・防砂林だろう。相模湾には江ノ島がすぐそこに。
 
あ、コレ勝手に登ってんじゃないですよ。園内路がこの上を通ってるんですからね(笑)。右端、木立の中に照明が突っ立ってるところが下り線。
 
 
 
その下り線トンネル。
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おんなじやないか!ビシッ!
 
上り線トンネルとまったくもって瓜二つ。
 
 
だが、実は違いが…。
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コチラは1998年3月と、1年3ヶ月遅れで完成。
 
クリソツだけども、施工会社が違う。デザインや仕様は、事業主体である「神奈川県湘南なぎさ事務所」のもんだったのかな。
 
 
洞内歩道には、
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このように砂が堆積。
 
防砂林があっても、どんどん砂って入ってくるんだろうな~。
 
 
 
その後、ほどなくして。
 
 
おおーーー、
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海だーー!!
 
カナヅチだしマリンスポーツやらないし、なおっさんであっても、やっぱなんかテンション上がるよなぁ海って(笑)。
 
 
相模湾に浮かぶ江ノ島、
 
 
そして振り向けば、
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彼方に浮かぶシルエット、フジヤマー!(笑)。
 
湘南海岸と江ノ島と富士山。いいとこだなあ…。
 
こういう場所で生まれ育つのと、山奥の秘境で生まれ育つのでは、人格形成に与える影響ってまったく質の違うものがあるよな~きっと。いや、どっちがいいって話でなく。
 
 
うーん…
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沖合はるかに見える島影は、大島…か?
 
 
 
予告篇のこの写真、
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けっこう気に入っております。
 
手前のご夫婦、犬も含めてイイ感じ。
 
 
波待ちのサーファーさんたち。
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テレビドラマの世界やなあ(笑)。
 
 
とても、
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師走の写真じゃない(笑)。
 
 
 
湘南は、
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落書きまでオサレだった(笑)。
 
 
 
ヘヴィな連勤でかな~りお疲れだった時期だが、久々休日の午後、この散歩は非常にリフレッシュできた。家を出てから帰るまで2時間以上も歩いたけど、楽しかった~。
 
 
 
 
以上、完結。