香椎川橋梁 (香椎線 香椎~香椎神宮) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
2017年6月13日、福岡出張の際の徘徊にて出会った物件。
 
 
ちょっと早く出て、出勤前にJR香椎駅付近をぶらついた。スマホで地図を見ながら、香椎線を香椎神宮駅方面に。香椎川沿いを歩いて行くと・・・
 
目的のブツが見えてきて、ちょっとニヤニヤしてしまった(笑)。
 
 
コレ。
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どうでしょうか?
なんてことないガーダー橋梁ですが。
 
煉瓦橋台と、古めかしい三連ガーダー。角柱型の橋脚も煉瓦製。これはおそらく、1904(明治37)年に敷設された当初からの構造物ではないかと思われる。
 

 

 
まずは舐めるように鑑賞。
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この風合い。最高ですなあ。
 
気動車よりも、蒸気機関車に牽かれた貨物列車(石炭を満載したやつ)にこそ似合いそうな、実に渋い橋梁だ。
 
 

で、この橋脚。

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コンクリの基壇部は後年の補修?
 
この橋梁の大きな特徴は、香椎川に対して非常に鋭角に架けられていることだが、橋脚とガーダーのオフセット具合が見た目にも面白い。
 
 
そして、三連めのガーダーは
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この市道に架かる部分となる。
 
低さとブラインド具合が、また萌える・・・(笑)。
 
 
 
この角度から見る橋梁、
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ちょうど橋台に正対することになる。

 
 
 
うーん
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やっぱり蒸気機関車が似合いそうやな~。
 
D60かC55か、はたまた9600あたり。
 
 
 

気動車でもいいから(笑)走ってこないかと期待したが、

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この日は「持ってなかった」わたくしであった(笑)。
 
 
 
この道、けっこう交通量が多くて危ないのだが、
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なんかずっと見てたくなる、また撮りたくなる橋梁でありました。
 
 
 
以上、完結。